【iPhone基盤修理】アップルストアでデータ復旧は可能?

iPhoneが水没して、電源が入らなくなってしまって、検索する手段もなくなってどうしようもなくなってしまいます。そこで真っ先に思い浮かぶのはアップルストアに行けば何とか解決できるのでは?!ということだと思います。しかしながら、結論から申し上げるとアップルストアではデータ復旧サービスを提供していません。そのため、アップルストア以外でのデータ復旧を行う必要があります。アップルストアではできないデータ復旧の方法を含めて解説させていただきます。

アップルストアではiPhoneのデータ復旧はできません

結論から申し上げると、2021年現在アップルストア、オンラインサイトともにiPhoneのデータ復旧・写真やあらゆるアプリのデータ復旧(データサルベージサービス)を行なっていません。基本的にiPhoneの本体交換・部分的なパーツの交換を行なっています。その際に基板(基盤)を交換することになるのですが、基板(基盤)交換をしてしまうとデータが完全に消去されてしまいます。

iPhoneの基板交換を含めた本体交換や部品交換を提供

実際に問い合わせて確認をしましたが、iPhoneの基板(基盤)修理サービス及びデータ復旧サービスをアップルストアで提供はしていません。その代わりに基板(基盤)交換を行っています。iPhoneの基盤修理に関してはとても高度な技術です。AppleStoreに技術者を配備するのはとても難しいことから考えても交換をすることで修理サービスを提供しています。

アップル社はバックアップツールを提供している

AppleではデータのバックアップツールとしてiTunesやiCloudを提供しています。この部品交換をする際に初期化されるので、バックアップがない状態でアップルストアに持ち込むと大切なデータが消えてしまいます。バックアップツールとしてiCloudを使用している場合に無料版の5GBの範囲に必要なデータが入っていれば良いのですが、有償版のiCloudを使用していない場合には大切な他のデータを救出することができないかもしれません。

アップルストアはそれほど国内に多く存在しません

直営のアップルストアはそれほど日本国内に多くはありません。また、アップルストア含めて正規代理店でもデータ復旧サービスは提供していません。アップル社直営店以外の公式サービスも含めてiPhoneからデータを取り出しをなんとかしたい方のために、このページで情報をまとめています。

  • iPhoneの画面が割れてタッチ操作ができないけど、データを取り出したい
  • 突然電源が入らなくなったiPhoneからのデータ取り出しに困っている
  • お風呂に落としたらいつもは大丈夫だったのに、ホーム画面が表示されない
  • リンゴマークが表示されて、そこから先に進めない

iPhoneの画面割れした状態からデータ取り出し

わかりやすく説明するために、具体的な事例を挙げてみたいと思います。「画面割れしたiPhoneからデータを使える状態にしたい!」と考えた場合にタッチ操作ができないiPhoneをアップルストアに持ち込んでしまうと画面交換では本体交換になります。そのためiPhoneの画面修理であってもデータは消去され、初期化の状態でアップルストアで受け取ることになります。この場合にもデータ取り出しをしたい場合にはアップルストアではなく、データ復旧業者に依頼をするか、すでに行ったことがあり、信頼できるiPhone修理屋さんが近所にある場合にはそちらに持ち込まれるのをおすすめします。

AppleStoreでデータ復旧サービスを提供していない理由

なぜアップルストアで対応していないかということも気になるかとは思います。世界的に見てもiPhoneのトラブルのほとんどは画面割れと電池の経年劣化です。そのためAppleStoreでは画面交換とバッテリー交換サービスを提供しています。これらのサービスに関してはかなり以前からApple Storeで提供をしていました。

iPhoneのバッテリー交換を依頼する場合

バッテリーだけ交換したいと思ってアップルストアに行ったとしても、ユーザーの元に戻すときには完璧な状態(新品同様)のリファビッシュ品に近い状態にするため、バッテリー以外の故障に関しても診断をした上で処置を行います。そのため一部だけの不具合を感じていたとしても「完璧に修理をしてもらう」ということしかありません。

iPhoneを水没させて電源が入らなくなった場合

iPhoneが水没によって急に電源が入らなくなったトラブルに関しては、画面割れや電池交換などの経年劣化や起きやすいトラブルとしてはそれほど多くはないということなのだと思います。そのため、アップルストアでは画面割れのトラブルのように修理して直すことが困難であること、すでにiCloudやiTunesなどのデータバックアップツールを提供していることが大きな理由だと考えられます。

どこでデータ復旧すればいいの?

アップルストアは日本には直営店が東京には表参道、渋谷、銀座、丸の内にあります。また、大阪には心斎橋、名古屋は栄、福岡は天神にアップルストアはあります。以前よりもかなり店舗数は増えたものの、データ復旧サービスを提供していません。なぜならば、基本的にはiCloudのバックアップサービスを提供しているので、appleとしてはそのツールをユーザーの方に利用して欲しいというところだと考えられます。

そもそも、アップル側の考えとしてはクラウドにバックアップしていたら、基本的にデータを安全な場所に保管できているのです。iCloudやiTunesによるバックアップはいわば大切な写真や動画などのデータの保険のようなものと考えればわかりやすいのではないでしょうか。

キャリアショップでも全データ復旧は非対応

auショップ、docomoショップ、softbankショップなどの店舗でもデータ復旧サービスの提供はありますが、限定的です。何が限定的かと言うと、キャリアのショップで提供しているデータ復旧サービスの取り出せるデータの範囲が写真や動画、アドレス帳のみです。

また、データ復旧の依頼をした際に本体の返却がないので、データ復旧に失敗した時に他の業者に依頼しようとしても出来ないというリスクが高いです。なぜならば、iPhoneなどを契約している場合に、キャリアショップは窓口にはなっているものの、裏側の本体交換などを行なっているのはアップルだからです。

さて、水没させてしまったり、電源が入らなくなってしまったiPhoneを片手にアップルストアに行かれた方も多いかと思いますが、どのようにすればいいのでしょう。そこでデータトラブルを解決してくれるのはデータ復旧専門業者への持ち込みということです。

そもそもデータ復旧専門業者って?

まず、ほとんどの方が人生で初めてデータを取り出すことに対しての必要性に駆られていると思います。そして、何度も繰り返すトラブルではないと思います。そもそもデータ復旧は日本国内ではパソコンが輸入されてから、壊れてしまったパソコン内部の重要なデータを救出することからデータ復旧サービスが生まれました。物理的に存在しているパソコンが突然壊れてしまうということがあったので、それらから大事なデータをなんとか取り出して欲しいというニーズがあったためです。

壊れたiPhoneからデータは救出可能

これは今日現在の多くの人が利用しているiPhoneでも言えることなのですが、iPhoneを利用しているけれどクラウドサービスやバックアップを作成してなかった。という場合にはiPhoneをなんとか動くようにしてデータを吸い出して欲しいというニーズがあります。生まれた時からのお子さんの写真、フェスで撮影した大好きなアーティストの動画などなど人それぞれの思い出が詰まっているからです。

iPhoneのデータ復旧はどこがおすすめ?

iPhoneのデータ復旧を専門にやっているところというのもありますが、iPhone修理屋さんがついでにやっている場合もあります。ただ、普通のiPhone修理屋さんではそれだけの高い技術を持ち合わせることはできません。なぜならば、街中のiPhone修理屋さんは基本的にはほとんどはアップルストアと同じように画面割れによる液晶割れを直す液晶交換と電池持ちが悪くなったことに対してのバッテリー交換を行なっています。

そのため、データが最優先の場合にはデータサルベージを専門にしている業者に依頼することが最適なアクションだと言えます。

AppleStoreではiPhone本体交換

アップルストアではデータ復旧には対応していませんが、本体交換には対応しています。そのためデータ復旧業者に依頼をし、データ取り出し作業が完了した後にアップルストアに行くのが最善策です。データ復旧に成功したら、バックアップを新しいiPhoneにデータ移行できるように準備してアップルストアに行くとスムーズです。

おすすめのiPhoneデータ復旧業者はDATASMART

元埼玉県警捜査一課佐々木成三氏推薦
DATASMART KNOWLEDGE編集部ではDATASMARTをおすすめします。データ復旧サービスでは公共機関への協力実績もあるDATASMART。埼玉県警から感謝状を受け取るような実績があります。そして、iPhoneのデータ復旧だけでなく、Androidのデータ復旧もできる技術力の高さは信頼して依頼することができると思います。無料の診断サービスがあるので、電話相談をされてはいかがでしょうか。詳しくはこちらからご確認ください。

まとめ

データ復旧などのサービスのニーズはあるものの、とても多いわけではないこと、技術的にその場で提供することができないくらい高度なものなので提供していないなど、様々な理由がアップルストアで基板修理サービスを提供していない原因であると考えられます。

Apple storeではiPhoneのデータ復旧が行われていないのがわかっていただけたかと思います。このページをご覧になるのがアップルストアに行く前の方が多ければ少しはお役に立てたかと思います。

iTunesバックアップの暗号化した方がいい?あり・なしの違い

普段何気なく使っているiPhoneですが、中身はとても細かい部品で作られているので、立派な精密機械なんです。言うなれば、液晶テレビを雨の中持ち運べるようになったような感覚ですね。雨の中で利用したり、海の近くで利用したりすると、手が滑ってしまって水没してしまう・・・なんてこともあります。そんな突然のトラブルに備えてバックアップをする方法として、iTunesを利用したバックアップがあります。気になっている方も多くいるのではないかと思い、まとめてみました!


iTunesのバックアップって必要なの?

iPhoneを安心安全にご使用するには、日頃からこまめにバックアップを取る事が推奨されています。バックアップがあると、突然のアクシデントが発生しても大切なデータを守る事ができます。

本体の交換や修理はキャリアや非正規修理店でも可能ですが、電源が入らなくなったり、水没してしまって、データが救出が極めて難しいと思われる状況になった時に非常に助けられる「データの保険」のようなものとして機能します。

バックアップで盗難や紛失など物理的なトラブル対策

水没や電源が入らないiPhoneとなってしまっても手元に存在していますが、例えば事故で粉々になってしまったり、紛失や盗難にあった場合には手元にさえiPhoneがない状況なので、データを復元する手段はバックアップからの取得しかありません。

iPhoneのバックアップ方法でまだ悩んでいるなら

今回はiTunes形式バックアップで『暗号化なし』と『暗号化あり』では、何が違うのかを解説していますのでご覧ください。以前の記事でiTunesiCloudのバックアップ方法を特集しましたが、パソコンの持っているかどうかにもよりますので、こちらも参考になさってください。

関連記事:【保存版】iPhoneのバックアップ(iTunesとiCloud比較)と復元方法

iTunesのバックアップの種類

バックアップ方法の記事で詳しい解説はしましたが、本題に入る前に簡単におさらいをしましょう。まず、iTunesのバックアップにはPCPC上にiTunesのアプリが必要です。アプリは無料でダウンロード出来ますので、まだPCiTunesを入れていない方は、ダウンロードされることをおすすめします。

ダウンロードはこちらhttps://goo.gl/woFCc

2つのバックアップ方法

iTunesでバックアップを取る方法は2点あります。『暗号化なし』と『暗号化あり』です。iTunesでバックアップを取る際に選択が可能です。暗号化ありの状態ですと、基本的にほぼ全てのデータをバックアップが可能となります。

しかし、暗号化はApple IDと暗号化時に設定したパスコードが必要となります。Apple公式でも、バックアップ範囲が広い『暗号化』を推奨していますが、悩んでしまうのは仕方のないことですね。ここからは簡単にそれぞれのメリット・デメリットをまとめてみましょう。

暗号化なしの場合

メリット

・すぐにバックアップが取れる

・設定したパスコードを忘れる恐れがない。

デメリット

wifiなどの再設定が必要。

・アプリの再ダウンロード、再設定等が必要な場合がある。

暗号化ありの場合

メリット

・基本的に全てのデータがバックアップ可能

・復元後ほぼ元通りの状態で復元され便利。

デメリット

・初回のみ暗号するための設定が必要

・設定したパスコードを忘れると復元できない。

基本的に暗号化する方が、パスコードを忘れない限りはメリットが圧倒的に多いです。




『暗号化なし』と『暗号化あり』の取れるデータの違い

暗号化なし

初期アプリに保存されているデータ

インストールアプリのデータ(履歴データは含まない)

アプリの配置

です。

暗号化ありの場合、上記に加え下記の項目もバックアップされます。

暗号化あり

・インストールアプリのデータ(履歴データを含む)

・キーチェーン情報

・Apple Payデータ

・アプリの履歴データ

・WEBの履歴

・WiFiの設定

・指紋認証データ

・ヘルスデータ

代表的なバックアップデータは上記の通りとなっています。やはり、暗号化ありの方が圧倒的にバックアップの範囲が広いですね。実際に私自身が検証機で「暗号化なし」と「暗号化あり」で、それぞれバックアップを取り比べてみた結果の違いをまとめてみましょう。

実証結果!iTunesのバックアップ暗号化ありvs暗号化なし

僅かですが暗号化ありの方がバックアップ容量が多い事が判りました。この検証に使用した端末(iPhone6s)はほとんど利用していないため、そもそものバックアップ容量が少ないのですが、皆さんの使用されているiPhoneで行っても、同じ様に暗号化ありの方が容量が大きくなるはずです。

暗号化なしバックアップ容量

317.2MB

暗号化ありバックアップ容量

318.9MB

このバックアップ容量の差である、1.7MBは、これまで説明した通り、暗号化しないと取れないデータを取り出している差分だと考えられます。

実際にバックアップの暗号化あり・なしを比べて判明した事実

検証機でバックアップから復元までの一連の動作を行ってみて『暗号化なし』と『暗号化あり』を比べた結果、気づいた事があります。それは、暗号化ありの方が圧倒的に復元が楽という事です。暗号化なしはバックアップ先を指定して「今すぐバックアップ」を押すだけでバックアップが完了します。

一方、暗号化は「iPhoneのバックアップを暗号化」にチェックマークを入れ、Apple IDとパスコードを設定してから、「今すぐバックアップ」を押す手間があります。ただし、暗号化が手間に感じるのはこの作業だけだと思います。

暗号化なしのバックアップ復元時の負担

バックアップデータを作成した後の復元作業において「暗号化なし」の場合、バックアップ時を遥かに凌ぐ手間が発生します。では、早速バックアップデータを復元してみましょう。まず、iTunesに繋ぎ「バックアップを復元」を押しましょう。

iTunesの復元方法は上書き復元なので、今iPhone内にあるデータを消し、バックアップしたデータを入れる方法となります。

現在、入っているデータと違うデータを入れてしまった場合、元のデータが未バックアップの場合はデータが戻せませんので注意して下さい。

暗号化なしの場合、そのままデータの復元が開始されます。暗号化ありの場合、Apple IDとパスコードを入力すると同じくデータの復元が開始します。復元後、iPhoneでアクティベーションの設定を行うのですが、この作業に暗号化によるメリットが早速現れます。

暗号化なしの場合ではWifi接続でつまずく

まず、暗号化なしの場合ではバックアップ対象にWi-Fiの設定が含まれていないので、アクティベーション作業のためにWiFiに接続する必要があります。毎回WiFiのパスコードを入力する手間が掛かり、実際にやってみるとこれがまた、意外に面倒です。WIFIのパスワードがわからない場合には探す必要もあります。

暗号化ありの場合、自宅やオフィスの環境ならスムーズ

暗号化ありの場合、一度接続した事のあるWi-Fiであれば自動的に接続してくれて、この手間は発生しません。ただし、注意しないとならないのが、繋いだ事のないWi-Fiの場合、パスコード入力の必要があります。

最初にApple IDとパスコードが求められますので入力後、そのままアクティベートが完了します。アクティベーションが完了すると、画面ロックを解除して復元データを確認出来ます。暗号化の有無に関わらず、一見違いがない様に見えますが、実際にアプリ内のデータを確認すると違いが明らかです。

いくつかアプリを取り上げて確認してみましょう!




カメラロール、メモ帳、連絡先

・暗号化なし

全て復元前と同じ状態である事が確認できました。

・暗号化あり

全て復元前と同じ状態である事が確認できました。両方法ともに復元前と変わらない状態になっており、失われたデータは存在しなかった。iPhoneに初めから入っているアプリ内のデータは暗号化の有無を問わずに復元可能となった。

パズドラ(ゲームアプリ)

・暗号化なし

データダウンロード画面になり、しばらく待っていると、復元前と同じ状態で起動しました。

・暗号化あり

データダウンロード画面になり、しばらく待っていると、復元前と同じ状態で起動しました。こちらも、アプリを開くとデータのダウンロードが始まり、しばらく待っているとバックアップ復元前と同じ状態でiPhoneが起動しました。

LINE(メッセージアプリ)

・暗号化なし

本人確認作業が発生し、本人確認作業後、復元前のアカウントを使用可能です。ただし、過去の履歴は消えていました。

・暗号化あり

特に何も設定せずにLINEを開く事ができ、履歴も復元前と変わっていません。

LINEの場合、暗号化なしではアカウントの情報のみ保存されていて、購入したスタンプは再ダウンロードが可能だが、過去のトーク履歴は一切残っていませんでした。

一方、暗号化ありの場合、特に何も操作しなくても通常通りLINEアプリを開けます。さらに、トーク履歴も復元前と全く変わらない状態で存在しています。ここで、暗号化のメリットがあると言えます。

バックアップ復元後、既に設定が完了している事とデータが完璧に残っていると言う両条件を共に『暗号化あり』で実現できました。

注意点としては、復元前に未読メッセージがあるとバックアップされない場合があるので、必ず全てのメッセージを既読にしてからバックアップを行って下さい。

LINEのバックアップを暗号化で作成していない場合にはこれまでのトーク履歴やアルバムのデータが消えてしまうことがわかりました。暗号化のパスワードを設定するのがめんどくさい!と思って暗号化なしでバックアップをしていると復元するときに悲しい思いをすることになってしまうかもしれません。

バックアップがないLINEのデータが入ったiPhoneが壊れてしまった場合、LINEのデータ復旧ができる業者に依頼することをおすすめします。別のページで詳しく紹介していますので、そちらをご覧ください。
関連:壊れた携帯からLINEを復元!スマホのデータ復旧業者の選び方

Twitter(SNS)

・暗号化なし

アプリ起動後、Twitterのパスワード入力を求められます。入力後、復元前のアカウントにログイン可能ですが、過去のツイート履歴は復元されません。

・暗号化なし

特に設定しなくてもアプリを開け、履歴等も含め復元前と変わっていない。LINE同様の結果になりました。暗号化なしでもアカウント情報は残っているが、過去の履歴等は暗号化しないと復元できない事が分かりました。

Touch ID

・暗号化なし

Touch IDの設定情報は復元されておらず、再び使用する場合は再度指紋の認識設定を行う必要があります。

・暗号化あり

アクティベーション完了後すぐに使用可能。再設定の必要はないです。支払いやロック解除など便利な指紋認証システムですが、暗号化なしの場合、設定の復元は一切されません。

ヘルスケア

・暗号化なし

データのバックアップが取られていないので、再設定が必要です。また、過去の履歴も一切なしです。

・暗号化あり

特に設定をしなくても、復元前と変わらない状態で起動しました。

健康管理に役立つヘルスアプリですが、こちらのデータは暗号化しないとバックアップ対象にならない事が分かりました。今回は以上のアプリや設定を検証に使いました。この他にもキーチェーン情報も暗号化しないと保存されていないので、復元後にパスコードを求めてくる場面が増えます。

一見、暗号化なしでもデータが元通り復元されている様に思えますが、詳しく調べると上記の様な違いが発生します。特にLINEなどは履歴の有無に関与してきますので、暗号化する事が非常に重要となります。

暗号化しないバックアップは、設定の面倒さや各種認証再設定を要するなど、バックアップ時に暗号化を設定する手間を省いたが為に、復元時に何倍もの手間が発生します。どちらの方法にしようか迷っている方は、ぜひこの検証を参考にして頂けたらと幸いです。

もちろん、Repairs編集部のおすすめはiTunesを使ったバックアップ方法は『暗号化あり』です。ただし、暗号化ありの設定で気をつけなければならないデメリットがあります。

ゲームアプリはそれぞれ開発会社等に要確認

パズドラなどのネットを介したアプリデータは、ゲーム開発会社の独自のサーバーにデータが保存されている事が多く、ユーザー情報がバックアップされている場合、ゲームアプリ会社に対して各種手続きを行う事でデータを復元できる事が分かりました。

アプリ配給会社のサーバーで各自保管されたデータであれば、暗号化の有無を問わずデータ復元が可能な場合が多いこともわかりました。ただ、注意していただきたいのですが、事前にアプリ内の設定が必要な場合もあるので、必ず各アプリ毎にiTunesでバックアップ方法を確認する事をおすすめします。

『暗号化あり』の設定の注意点

ここまでの検証でバックアップ方法『暗号化あり』を選択する事を決めた方も多いのではないでしょうか。では、暗号化した場合の注意点をご紹介したいと思います。暗号化する事でほぼ全てのデータを復元できる事が分かりました。

しかし、この方法も注意点があります。裏を返せば、この注意点さえ守れば殆どデメリットは無いと言っても過言ではありません。その注意点とはズバリ”暗号化時に設定したパスワードを絶対に忘れないで下さい!”

iPhoneのバックアップのパスワードを設定した覚えがない

このパスワードは設定者しか分からないため、Appleでも一切管理していません。このパスコードを忘れてしまうと、復元認証をすることができないため、復元する事ができません。思い当たるパスワードをできるだけ試してみるしか対応策はありません。

ただし、iOS 11以降のバージョンにアップデートされていればパスワードをリセットして、iPhoneのバックアップを新たに作成し、暗号化することができるようになりました。パスワードを設定した覚えがない方でも、iOSのバージョンをアップデートしていれば問題がなくなりました。

iOS10以前のバージョンを利用している場合

バックアップするiPhoneが正常動作する場合、iPhone内の設定でiOSの全てのパスコードをリセットすることによって、再び暗号化バックアップをやり直す事が出来ますが、盗難、水没、または既に機種変更してしまって手元にバックアップを取得したいiPhoneが無い場合は、バックアップのやり直しは不可能なので、事実上バックアップを復元することが出来ません。

iPhoneの電源が入らないなどの理由で、デバイスにアクセスできなくなっていて、データを取り出したいというときにはデータ復旧サービスを利用することで取り出すことができるかもしれません。海、プールでの水没だけでなく突然電源が入らなくなってしまった場合でのデータ復旧業者の選び方は下記のページをご覧ください。

関連:【厳選】iPhoneのデータ復旧業者!おすすめ5社でデータ取り出し



まとめ

ここまでがiTunesでバックアップを取る時に『暗号化なし』と『暗号化あり』の違いについてになります。この記事を読んで頂ければ、暗号化ありを選択した方がバックアップ範囲が多い事と復元作業のしやすさの面でメリットが多いことが確認できたと思います。

バックアップの方法をで悩んでいる方の参考になったのではないでしょうか。今回の検証で使ったiPhone6sは、入っているアプリやデータが非常に少ない状態したが、普段からiPhoneを頻繁に使用している方であれば、バックアップの範囲の広さは、更に大きなメリットとなるでしょう。

また、パスコードの管理方法なども、意外に気づかない盲点と言える部分になりますので、iPhoneのバックアップを正しく設定するために、ぜひ参考にしてみて下さい。

いずれにしても、パスコードは覚えていることが理想です。パスコードの管理方法は以下の記事を参考にしてください。

関連記事:「役立つテクニック!アプリの初期設定方法とパスワード管理方法」

【Apple Care】水没したiPhone・Macの保証は?交換の条件やデータ

iPhoneが防水対応になり水回りでも使えることは嬉しいですが、水没の故障に関してはAppleの保証対象外と聞いた事がある方も多いのではないでしょうか。iPhoneが水没してしまった、水濡れで動作がおかしくなったり、電源が入らなくなった場合には、どうすれば良いの?などの心配を抱えている方も多いと思います。そんなiPhoneの水没故障時の保証について、ご案内します。

Apple careとApple care +で対応が違う

まず、AppleCareとAppleCare+という二つがAppleが提供している保証にはあります。
AppleCareは無料で製品保証として購入した全ての人が加入しています。そして、apple care +はiPhoneを購入してから30日以内であれば購入することができるサポートサービスのようなものです。

水をかけてしまって水没させてしまった。。でも、確かAppleCareに入っていたはず!という方には大変残念なお知らせなのですが、結論から申し上げるとiPhoneが水没してしまった場合には保証対象外です。したがって、iPhoneが故障しappleでのメーカー修理を利用する場合には、水没している場合は保証対象外となるので、注意が必要です。

ただし、有料版のAppleCare+を購入していれば保証の対象内になるので、非常に安く本体交換をすることが可能です。

そもそもApple Careって?

AppleCareそのものはあくまでも製品の初期不良等の保証であって、特別な保険サービスではありません。iPhoneを持ってる全ての人が初期に加入している、いわば製品保証書なのです。そのため、Apple Care +に入っているかどうかが重要になります。購入時にApple Care+(有償)に入っていればどうにかなるのかが気になるところです。

iPhoneが水没したかどうかの確認方法

ご自身のiPhoneが水没しているかどうかは、液体侵入インジケータを見る事で確認が出来ます。液体侵入インジケータとは、水没マーク、水没シールと呼ばれるものになります。全てのiPhoneは目で確認出来る場所に水没マークがあります。iPhone5以降、SIMカードのトレイを取り外し、取り外した部分を除くと水没シールが貼ってあります。

水没インジケータが赤になってる

液体侵入インジケータは、本来は白色のシールですが、写真のように水に濡れる事で赤色に変わります。白色で無い場合にはiPhoneが水没していると判定され、無償交換等はしてもらうことはできません。

参考:Apple公式(iPhone や iPod の液体による損傷は保証対象外)

水没の症状は保証対象外?

iPhone5/5c/5s/SE/6/6 plus/6s/6s plusのiPhone7以前の機種は、そもそも防水性能は搭載されておらず、iPhone7以降のiPhone7/7 plus/8/8 plus/X/XR/XS/XS Maxには防水性能が搭載されました。防水性能が搭載されたモデルであれば保証をして欲しい所ですが、結論としては、iPhone全てのモデルにおいて、水没の症状は保証対象外となります。

iPhone7以降のモデルには、防水性能が搭載され、更にiPhone XS、iPhone XS Maxの2つのモデルには、防水性能に期待が持てるIPX68という規格をクリアしています。iPhoneの防水性能・規格についてはこちらの記事をご覧ください。

関連:iPhone8やiPhoneXSの防水性能のレベルって?お風呂で使って水没しない?

そもそもAppleCareの保証対象外って?

iPhoneはAppleの製品保証で、購入日から1年間の限定保証が付帯されます。これがいわゆるApple Careです。限定保証はAppleが保証対応が必要と認めた症状に限り対応となります。画面割れ、傷など、過失のある保証は対象になりません。水没に関しても、過失の範囲内と判断される為、対象となりません。

AppleCare + for iPhoneだとどうなの?

1年間の限定保証に加え、Apple careの保証に加入する事が可能です。iPhoneの購入日から30日以内であれば、保証に加入する事が可能です。Apple care + for iPhoneに加入すると、過失や事故による損傷であっても保証にて対応が可能となります。

保証に加入している事で、費用を抑えてiPhoneの修理が可能となりますが、最大2回までの保証となり、液体による損傷も保証対応内となります。

ただ、注意が必要なことは、【損傷や不具合によっては修理できない場合もあります。過失、事故、不適切な取り扱いなどによって iPhone に壊滅的な損傷が生じている場合や、不正改造による機能障害が見られる場合などは、修理不可能なこともあります。】という記載がありますので、水没の症状の場合には修理不可となる可能性もあります。

また、不正改造による機能障害が見られる場合も、保証対象外となります。不正改造とはiPhoneを分解した時点で改造という判断となる可能性があります。ご自身でお持ちのiPhoneを分解修理をしたり、非正規修理業者での修理によりiPhoneの分解歴がある場合には、対象外、修理不可能という判断となる可能性がありますので、注意が必要です!

iPhoneの防水性能を信頼し過ぎることは危険!

iPhoneXS、iPhoneXS MaxのIPX68という規格をクリアしている防水性能は、信頼度が高い性能となりますが、iPhone7以降のモデルの性能は、防沫・耐水性能が搭載されIPX67の規格となります。

関連記事:油断禁物!iPhone/Xperia/Galaxyの防水・防塵性能は不完全

防水性能が搭載されていても、大切に使っていても、ぶつける、落下の衝撃が加わる、ポケットに入れたまま座る事による圧力が加わってしまう事はありますし、継続的に使用する事で、性能が経年劣化してしまう事は十分に考えられます。また、実際にどのように使用しているかはメーカーでは判断出来ない事もありますので、防水機能に関する保証をすることは難しい事である事は容易に予想が出来ます。

水没iPhoneはApple careでは修理ではなく本体交換

水没してしまったiPhoneをアップルケアプラスを使用して修理をしよう!と思った場合には基本的に本体交換になります。そのためAppleストアに行ったとしても、データのバックアップを作成していなかったら二度手間になってしまいます。水没してしまった場合iPhoneが起動しない状態になっているか、いつ起動しなくなるかわからなくなる可能性が高いので、バックアップの作成は必須です。

アップルストアではデータに関するサポートは無し

アップルストアやアップル公認のサービスプロバイダー(カメラのキタムラ、クイックガレージなど)で写真や動画、メモ帳などのデータをなんとか取り出したい!と店舗に行っても対応してもらえれません。データの取り扱いに関しては十分な注意が必要です。アップルケアプラスのサポート範囲もさることながら、アップルストアで対応しているのは画面割れによる液晶交換、バッテリー劣化による電池交換、さらに基板(マザーボード)交換を含む本体交換のサービスのみです。

参考:アップルストアではデータ復旧できない!?iPhoneの写真を取り出す

iPadの水没もアップルケアプラスでも保証対象外

iPhoneやiPodに関してアップルの保証の範囲が公式サイトに記載されていますが、iPadに関しても同様に「液体により損傷した場合、その修理は Apple 製品 1 年限定保証の対象になりません。」というのが公式の見解かと考えられます。基本的に液体による損傷は故意の自損事故ですので、保証することはできないということなのだと思います。また、データに関しても一切保証はしていませんので、中に入っているデータはバックアップを作成できる状況であればバックアップの作成をされることを推奨いたします。

Macに関してアップルケアは保証対象外

Macbook、MacbookProやMacbookAirを使用している際にコーヒーをこぼした、水がかかってしまったといった方もいるかと思います。確認してみたところ、コーヒーや水といった飲み物など液体による損傷はアップルケアプラスの保証対象外であることがわかりました。そのため、非常に残念ではありますが、保証されませんので、注意が必要です。また、アップルストア等のApple社ではデータ復旧などのデータ取り出しサービスを提供していません。
【参考外部サイト】:Mac コンピュータやアクセサリの液体による損傷は保証対象外

水没したiPhoneのデータバックアップがない場合

iPhone自体の端末は諦めたとしても、水没したiPhoneのバックアップを取得していないという方の中にデータをどうしても取り出したい!という方もいるかと思います。水没によるデータ復旧はiPhoneがバージョンアップを重ねれば重ねるほど難易度が高くなっていますが、最初の対処を間違えなければデータの取り出しはできる可能性があります。詳しくはこちらの記事にまとめましたので、ご覧ください。

関連:【iPhone水没】おすすめデータ復旧業者で写真・データ救出

データのバックアップは必須

いずれにしても、メーカーが水没に関しての保証は対象外としている以上、防水性能を信頼しすぎた使用は危険です。大切なデータが保存されているiPhoneなので、データが失われてしまう可能性がある水没の故障は後悔しても仕切れないと思いますので、使い方に気をつける事と、データのバックアップを定期的にとる事が重要です。
また、水没によりiPhoneが使えない状態となると、プライベートでも仕事上でも、連絡が取れない、確認が出来ない、データを見れないなど、影響が出ますので、防水性能に過信せず使用する事がおすすめです。iPhoneのデータのバックアップについてはこちらをご覧ください。

参考:【完全版】iphoneのバックアップ itunes icloud どっちがいいか徹底比較

アップルケアに関するまとめ

防水性能が搭載され注目を集めるiPhoneですが、使い方には注意が必要です。水没で起動しない症状の場合には、修理費用が高額となる可能性がありますし、修理不可となる可能性もあります。本体代が高額のiPhoneの最新シリーズですので、可能な限り長く使いたい所だと思います。

水没の症状はメーカーの保証対象外となりますので、思いがけぬトラブルによる水没は仕方がありませんが、防水性能を信頼して、お風呂に持ち込んだり、岩盤浴、海水浴など、むやみに水の近くに持って行っての、使用による水没は高い勉強代を支払うことになりますし、後悔しても仕切れない事態となる可能性がありますので、注意が必要です。

Apple careで対応できないデータ復旧はDATASMART

元埼玉県警捜査一課佐々木成三氏推薦
DATASMART KNOWLEDGE編集部ではDATASMARTをおすすめします。データ復旧サービスでは公共機関への協力実績もあるDATASMARTへ。iPhoneのデータ復旧だけでなく、Androidスマホ、SDカード、ハードディスクなど専門的に総合的なデータ復旧ができる技術力の高さは信頼して依頼することができます。診断料は基本的に無料ですし、電話相談も無料ですのでまずはお問合せされてはいかがでしょうか。詳しくはこちらからご確認ください。

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