【スマホ水没】ショートから復活!正しい対処方法

水没したスマホ

スマホが水没でショートしてしまった・・・。海水浴、プールや家庭内ではお風呂やトイレなどの水回りでのスマホの水没トラブルは絶えることはありません。電源をいれてしまった場合の対処方法や水没するとどうなるの?また、一番気になる水没スマホの復活方法を解説させていただきます。

対応スマホメーカー

このページでは基本的にすべてのメーカーのスマホの水没時の正しい対処方法を解説しています。念のためメーカー名を記載しておきますので、ご自身のスマホメーカーやモデルをご覧ください。ここに記載がない場合であっても基本的にスマホ復活のための対処方法は共通です。

  • iPhone
  • Galaxy
  • AQUOS
  • arrows

スマホを復活させる?データを使えるようにする?

データ復旧かスマホが使えるようにしたいか
スマホが水没してしまったらどのように対応したら良いかは誰でもわからなくて当然です。大切なのは何をしなければならないのか、基準を確認することです。スマホを復活させるというフレーズを紐解くと、本体端末の復活なのか、データの回復なのかが非常にあいまいです。そのため、専門用語になりますが「復活」という単語を「復旧」に代えることで解説させてください。

本体復旧かデータ復旧か

特にスマホの中にあるデータが大切なのか、スマホ自体を再び使えるようにしたいのかによって異なります。前者の場合には「本体復旧」が必要です。後者の場合には「データ復旧」が必要です。データ復旧については専門用語ですので、のちほど解説させていただきます。いずれにしても一度水没したスマホは修理して再び使うことはおすすめしていません。

そもそもショートしているの?

スマホ本体が水没すると壊れてしまって電源が入らなくなってしまいます。これはショートが起きている可能性ももちろんありますし、どのような障害が発生していてもおかしくはありません。ただ、ショートしているというのは本体を分解してみないとわかりません。そのため、メーカーのエンジニアやデータ復旧の専門家であれば、ショートしているかどうかは端末本体を診てみなければわからないと回答するはずです。

水没したスマホに重要なデータがなければ本体交換

スマホに重要なデータがなければ本体交換をおすすめしています。一度水没したスマホはいつ再び壊れるかがわからないからです。もちろん、データのバックアップがあるのであれば、修理して使用する等を自由にすることができますが、水没スマホに写真、動画、アプリやパスワードなどの大切なデータが保存されている場合にはデータを復活させる「データ復旧」が必要です。

水没スマホからのデータ救出方法を徹底解説

それではここから、スマホが水没してしまってどうしたら良いかわからないけど大切なデータを復活させたい!という方のために徹底的に解説させていただきます。基本的に水没してしまったスマホに関しては長期的な使用はできないと考えていただき、新しいスマホを用意してもらうことをお勧めします。なぜ新しいスマホを用意しないといけないかは、修理かデータ復旧?というコンテンツで解説させていただいています。
【参考】:【プロ監修】スマホが水没!修理orデータ復旧

電源を入れてしまった場合には電源を切ってください

水没したスマホの電源ボタンを押して起動してしまった場合には電源を切ることをお勧めします。ただし、データの量が多くない場合やすでにデータ移行ができる新しいスマホがある場合には起動した状態でデータ移行しても良いかとは思いますが、データ移行中に壊れることもあります。ご自身でデータ移行する場合にはできるだけ速やかに作業を行ってください。

普通に使える場合もあるが油断大敵

正常に動作している場合でも時間の経過とともに遅かれ早かれ、スマホ内部が朽ちてゆきますので、起動しなくなってしまいます。こちらの参考ページをご覧になっていただければショートした基板は自分で復活することができないと思ってもらえると思いますので、ご参考までにご覧ください。
【参考】:スマホ基板修理って?

iPhoneが水没してショートしてしまった・・・

iPhoneはスマホの中でも一部の製品です。また、構造としてもAndroidスマホとは全く異なりますし、データ復旧方法に関しても異なります。水没・水濡れiPhoneに関しても別ページで解説させていただいておりますので、iPhoneの水没トラブルでお困りの方はそちらのページをご覧ください。
【参考】【症状別】iPhone水没ショートは修理不可!?復活法まとめ
スマホが水没したときにショートしてしまった、と判断をしているということはすでに修理店に持ち込んだことがあるのかもしれませんが、ショートしたと言っても一概には言うことができませんし、スマートフォンの筐体内部で何が起きているかは定かではありません。スマホが水没したあとに何が起きるのかも含めて解説させていただきます。

【症状別】スマホが水没するとどうなる?

スマホが水没すると電源が入らなくなったり、発熱したり、一方で正常に動いている場合もあったりと起きる症状は千差万別です。すなわち、スマホの水没トラブルによって引き起こされる状態というのはケースバイケースですので、ネット上の情報をうのみにせず、正しい処置をされることをおすすめします。特に古いネットの情報は参考になりませんので、注意が必要です。

水没すると基板がショートして動かなくなる

スマホが水没した場合にはかなり高い確率で基板上に障害が発生しています。これによって筐体内部はどのような不具合が発生しているかわからないくらい細かい汚れや回路が正常に流れないことでショートしてしまったり、漏電してしまったり、色々と問題が発生してしまって立ち上がらなくなってしまいます。

再起動を繰り返す

再起動を繰り返す場合には物理障害、論理障害ともに疑わしい状況にあります。スマホ内部の障害としては非常に複雑ですので、残念ながら正常に起動し、再度使えるようになる可能性はほとんどないと言ってもおかしくはありません。この場合にはデータ復旧するか本体交換をすることをおすすめします。

普通に使える・正常に動作している

水没したあとにスマホが正常に動作する場合もあります。しかし、油断禁物。忘れたころに起動しなくなってしまいます。今このページをご覧になっている方も実は1週間前に水濡れ程度にスマホにちょっと水分がついてしまったりしたなんてことはないでしょうか。スマホが水没するとこれまで通りに動く場合があります。その場合には確実にデータのバックアップをするようにしてください。それでは水没したスマホ、どのような状態になるかを説明させていただきます。

画面がつかない・動いてる

動いているけど、画面が表示しない場合がありますが、この場合は完全に壊れていないので扱い方を間違えるとデータが消えてなくなってしまう可能性がありますし、スマホ修理店に持ち込んで実際に初期化されたケースが持ち込まれたことがありますので、十分に注意が必要です。データのバックアップがない場合にはスマホの電源を切ってください。

スマホが熱くなる

スマホが熱くなってから、熱暴走を止めるためにスマホがこれ以上の故障を防ぐために電源を入らなくさせる機能があります。熱を帯びたスマホは高い確率で筐体内部で何かしらの不具合・故障があります。自分で復活しようとすることでさらにスマホに負荷をかけてしまい状態を悪化させることがありますので、充電は絶対にしないでください。

電源が入らなくなる・起動しない

水没によって電源が入らなくなる場合には基板上でショートが起きている可能性が高いです。この場合には直前にスマホが発熱するなど、起動しなくなる前兆があります。この時に注意が必要なのですが、一度起動しなくなったスマホを何度も起動しようとしないでください。電源ボタンを長押しするなどの強制再起動をしたとしても、通電している場合には電池の充電マークが表示されます。それが表示されない場合には充電ケーブルを挿さないでください。

スマホが水没したのに電源を入れてしまった場合

基本的に水没したスマホの電源はオフにしてください。もしくは一度起動させてしまったけれど、勝手にスマホの電源が落ちた場合にはそれ以上の操作することはおすすめできません。ショートしたり、漏電したりしている可能性があり、非常に深刻な状態が想定されます。また、最悪の場合データを取り出すことができなくなるか、データを救出するのが非常に困難になります。

スマホの基板がショートしてしまった

スマホの基板のショートに関しては色々と込み合った話になってしまいますし、かなりスマホの基板は構造がかなり複雑ですので、別のページにまとまっているので深く知りたいという方はそちらをご覧になってください。基板がショートするとスマートフォンは正常に動作しなくなります。水没でショートしたスマホは基本的に修理はおすすめできません。

なぜ水没スマホの修理はおすすめじゃないの?

一度水没してしまったスマートフォンはいつ壊れるかわかりません。自動車で例えさせていただくと、自動車が大雨で浸水してしまったときに水没した場合には安全の観点からも廃車されます。しかしながら、スマートフォンに関してはそのような決まりもなく、保険に入っていないこともほとんどです。契約先のキャリア(docomo、au、Softbank)でも基本的に本体交換となります。また、その場合には初期化された状態のスマホと交換になります。

壊れたスマホにしかデータは存在しません

立ち上がったAndroidスマホ
一度壊れてしまったスマホが起動できるようにしなければ中に保存されたデータを取り出すことが出来ません。そのため、あらゆる方法を検討して、本体を起動させる必要があります。

データは勝手に消えません

スマホ内部のデータが消えてしまったと思っている方もいらっしゃるかもしれませんので、念のため確認させていただきます。スマホの中のデータは消えることはありません。データにアクセスすることができなくなっている状態というのが正しいです。そこでどうすればデータにアクセスできて、データをまた見ることができたり、使ったりすることができるのか?ということですが、その時に必要なのがデータ復旧業者です。

水没スマホをショートから復活させるデータ復旧

スマホが水没してしまったとしても復活させることができます。ただし、長期的な動作の保証をする事業者は存在しませんし、メーカーや契約先のキャリア(docomo,au,softbank)では本体交換になることも解説させていただきました。そのときにご活用いただけるのがデータ復旧サービスです。

データ復旧サービスとは

データ復旧サービスはスマートフォンなどの電子機器の中に保存されているデータを取り出して、再び見たり、使用したりできるようにするサービスのことです。一般的な修理と異なり、高度な技術力と環境設備を要することからもスマートフォンのデータ復旧業者は多くはありません。

スマホの基板修理・データ復旧はDATASMART

元埼玉県警捜査一課デジタル捜査班 佐々木成三氏
DATASMARTにまずは無料相談されることをおすすめします。データ復旧サービスでは公共機関への協力実績もあるDATASMART。スマホのデータ復旧だけでなく、SDカードなどの周辺製品を含めて総合的にデータ復旧ができる技術力の高さは信頼して依頼することが可能です。詳しくはこちらからご確認ください。

サービス情報

8つの無料 ①初期診断費用:0円
②分解・取り外し費用:0円
③組み立て費用:0円
④部品費用:0円
⑤復旧後の返送費用:0円
⑥納品用メディア費用:0円
⑦バックアップ作成費用:0円
⑧データ保管費用(1週間):0円
サービスの流れ ①お問合せ→②依頼品の発送→③お預かり無料診断→④データ復旧作業→⑤データ納品
おすすめ
ポイント
デジタル捜査のスペシャリスト捜査一課元刑事のお墨付き
業界最高峰のデータ復旧技術
復旧難易度の高いスマホ・タブレットにも完全対応
各県警への捜査協力・技術提供(高度デジタルフォレンジックサービスの提供)
高い技術と捜査貢献を評価され感謝状を受領
埼玉県警より受領した感謝状

データ復旧の専門サービス DATASMART

データ復旧・データ取り出し
専門業者に無料相談

まとめ

夏にはプールや海水浴、川下りなどのレジャーイベントが増加してスマホ水没のトラブルが1年で一番多いです。このページでは水没してしまったスマホをどのようにして復活させてデータを守ることができるかをまとめました。一度水没してしまったスマホを復活させるには自力で何とかするのではなく、プロに相談した上で対処を決めることをおすすめします。大切なデータを失うことなければ編集スタッフ一同嬉しく思います。

この記事を監修した専門家

データ復旧の専門家
山田弘幸
元パソコンメーカーのエンジニア。日本支社から唯一アメリカ本国に製品改善提案をし、退職後にiPhone修理業者として起業。日本で最初にiPhoneのデータ復旧に成功報酬制を導入した。デリバリーでのピックアップiPhone修理などをいち早く導入してiPhone修理業者のパイオニア的存在。
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