【スマホ水没】データ復旧・データ取り出し徹底解説

水没したスマホ

スマホをうっかり水没してしまうと、どうして良いのか全くわからなくなります。電源を入れようとしたり、充電したら大丈夫じゃないか?と思ったりすることもあるかと思いますが、基本的に一度水没したスマホは重篤な状態にあると考える必要があります。どのように対処することで中に保存された大切なデータを使えるようにするかを徹底的に専門家が解説致します。

この記事を監修した専門家

データ復旧の専門家
山田弘幸
元パソコンメーカーのエンジニア。日本支社から唯一アメリカ本国に製品改善提案をし、退職後にiPhone修理業者として起業。日本で最初にiPhoneのデータ復旧に成功報酬制を導入した。パソコンのデータ復旧では米国駐在時に船舶に搭載されたマシンからのデータ復旧実績もあるスペシャリスト。

スマホの水没トラブルはどこでも起きる

スマートフォンが水没してしまった!トイレ、お風呂、プールや海にと水没する場所は屋内・屋外どちらでも起きるトラブルです。水濡れ程度の軽度なものであってもスマートフォンの電源が入らなくなってしまいます。場合によっては落としてしまったあとはしばらく動いたり、不安定ながらも起動する場合がありますが、データが大事であればあるほど水没したスマホの電源は一度をオフにしてください。

「水没したスマホ」の対処方法を以下にまとめてご紹介いたします。また、データのバックアップがある方やデータが重要ではない方は購入したキャリアショップなどで機種変更等をされることをおすすめします。

このページでは一度水没してしまったスマホの中にある大切なデータを何とかしたい!と考えている方向けにまとめています。データを抽出したい!データを取り出したい!という方はぜひ一度ご覧ください。

スマホのデータが重要な場合の正しい対処法

まずはスマホを水没させてしまったときの対処として適切な処置は自分で行うとしても電源を切って、水分を除去する以外に何もしない、ということに尽きます。どうして何もしてはいけないのか?ということをお伝えするために下記にまとめましたのでご覧ください。

スマホを水中に落としたり、コーヒーやジュースなどの飲み物を誤ってかけてしまって壊れてしまった時にどうすれば良いか全くわからないと思いますし、不安になったり焦ってしまうと思いますが、このページでトラブル対処法をまとめて解説させていただきますのでご安心してください。

以下の内容に従っていただければ、思いがけず水没してしまったスマホを復活させて、中に保存された大切な写真やLINEでのやりとりなどの重要なデータをなんとか取り出すことができる可能性が高まります。

絶対にスマホの電源を入れないで!

一般的に電子機器が水没したすべての場合に共通して言えるのですが、端末内部に浸水し基板がショートしたり、電子回路が損傷または正常に通電しないことでスマホは壊れます。その基板が故障する原因は、スマホ内部への浸水+電流が流れる事です。そのためデータが重要な場合にはスマホの電源は絶対に入れてはいけません。

電源ボタンが物理的に壊れることはそれほど多くはないので、普段通りにスマホのボタンを押すことができるのですが、ボタンを押すと電気が端末内部に流れます。そのときに電流が通ることで漏電し、さらに水没スマホの状態が悪化し、データを助け出せる確率が下がります。

スマホが水没したら充電できない?

スマホが水没してしまったら充電ができない?と思っている方がいると思いますが、そもそも充電をしてはいけないという方が正しい表現になります。基本的に水と電気は相性が悪く、誤った回路に電気が流れてしまうと発熱したり、ショートしたりする可能性が高いです。そのため充電ケーブルに繋いで電気を流そうとする行為は端末を壊してしまう対処なので、応急処置としてもお勧めできません。

もちろん一度水没したスマホの筐体内部で何が起きているかを正確に確認するためには分解以外の手段しかありませんが、分解することでさらに状態が悪化する可能性があります。データを取り出すためのデータ復旧作業の工程ではまず「診断」を行うのですが、必ずしも「分解」を行いません。

一方でスマホ修理業者に持ち込むと、場合によっては真っ先に分解しますので、十分に注意が必要です。修理店に持ち込みたい!という場合には事前に電話などでメーカー名・モデル名を伝えた上で「取り扱い実績」をご確認ください。

一度水没したら分解しない

分解に慣れていない人が作業を行うことでスマホ内部のパーツをさらに損傷させる可能性があります。また、スマホを分解することで確実にデータを取り出せると確信を持たれている方、データを取り出すのに費用がかかるのはどうしても避けたいという場合以外は分解することはおすすめしません。

自分でできる水没スマホの対処法

スマートフォンを水没させてしまったら、充電などをしないことはもちろんのことながら、データが重要であれば、自分で何かしないことがとにかく重要です。それであっても自分で何かできないか、と思うものだと思いますし、何も処置ができないことのもどかしさもわかりますので、自分で何かしても問題がない正しい対処方法をまとめました。

バッテリーを外す

本来であれば、バッテリーを取り外す事ができれば、でスマホ本体に電流が流れるリスクは無くなります。そのためスマホ本体からバッテリーを取り外すのは水没時には重要な対処方法となりますが、Xperiaはバッテリーを取り外す事自体が構造上むずかしいです。ご自身で分解経験があり、バッテリーを取り外せる場合には取り外しておきたいところです。バッテリーの取り外し過程で、基盤を損傷させる、その他部分を破損してしまう危険性もありますのでオススメではありません。

また、電源は確実に切っていても、電源ボタンを知らずのうちに押してしまう可能性がありますので注意が必要です。

水に落としてしまうのがスマホにとって最も厄介

スマートフォンは精密機器ですので、大切に使用していても、水没してしまうことで起動しなくなったり、再起動ループとなってしまうなどのトラブルが起きる可能性が最も高いです。発生する症状は様々だとは思いますが、Xperiaが水没してしまって保存されたデータを復旧、救出したい方のために応急処置や適切な対応をご紹介します。

防水性能が高いXperiaスマホも水没はする

防水と言われているXperiaスマホも実は水没してしまうことがあるんです。エクスペリアはあくまでも水が入りにくい構造デザインになっているスマートフォンなので、防水機能があると言っても水に触れたり、落としてしまってどこかが欠けてしまっていたら、水没してしまいます。

参考記事:Xperia 起動しない場合、本体復旧?それともデータ復旧?

様々な大切なデータを保存しているスマホですが、まさかのトラブルでデータを失ってしまった!?と思っている方がいるかと思います。ただし、データが勝手に消えることはありませんので安心してください。

スマホが水没してしまった時の応急処置まとめ

まずスマートフォンが水没してしまった場合に何とかしたいと思います。データが大事、となった時には正直に申し上げると自分で何かできることはほとんどありません。

①電源が入っている場合には、直ぐに電源を落とす

②水没した液体が海水などである場合には、綺麗な水で洗浄する

③可能なかぎり電源が入らない状態にする

④出来るだけ早く、データ復旧業者に相談、持ち込む

上述の通り、水没によるスマホの故障の原因は、電源が入っていることで電流が基盤に流れる、パーツに水分が残った状態で通電する事です。素早い対処であれば、スマホ修理業者のクリーニング作業のみで復旧が可能な場合もあります。

電源を入れたり、充電する、または普通に使えていた為にそのまま使用していると、基盤のショートに繋がります。基盤のショートは故障箇所によっては修理が不可能となることもありますし、データチップが破損している場合には、どうすることも出来ません。

何よりも重要なことは、日々データのバックアップを取る事と、故障時に奇跡的に通常に動いていてくれている場合には、直ぐにデータのバックアップを取りましょう。

水没してしまった時の対処法

防水性能を搭載するXperiaですが、水没してしまう可能性は十分にあります。実際に私もXperiaを水没させてしまった方とお話をしたことがあります。水没してしまった可能性がある場合には、電源の投入、充電するという行為は、状態を悪化させてしまいますので厳禁です。

スマホ内部に浸水の可能性がある場合には、浸水した液体が内部で広がる危険性があり、基盤に浸水が及ぶと基盤がショートしてしまう可能性があります。また、内部の浸水を完全に除去するには、分解する必要があり、自分でも分解は可能ですが、分解の途中にその他部分に損傷を与えてしまう可能性があり、ご自身の手で完全に壊してしまう可能性がありますので、オススメではありません。

水没してから正常に使用可能な場合がありますが、内部に浸水している可能性があり、使用している最中に浸水を広げてしまう危険性があり、壊れてしまう可能性があります。起動させる事自体がおすすめではありませんが、正常に起動している場合には、データのバックアップを最優先に取る事が重要です。

海水、ジュースなどをこぼしてしまった

海で水没させてしまったり、ジュースをこぼしてしまった場合などは、内部への浸水で故障してしむことは勿論ですが、更に海水、ジュースなどで汚れた部分が腐食し、修理が困難となる可能性があります。

水などの場合には、綺麗に水分を除去する事ができ、乾燥すると通常通り使用可能な場合がありますが、海水、ジュースなどの場合には、濡れた部分が腐食し、サビ、汚れにより復旧が不可能となる可能性もあります。完全に海水没してしまった場合には、精製水または綺麗な水の中で保管した方が良い場合があります。

ジップロックなどの容器に、綺麗な水を入れその中にXperiaをドボンと保管しておく事で、海水、ジュースなどに含まれる成分(ミネラルや糖分など)が固着、乾燥し腐食から守る事が出来ますので、復旧の可能性が高くなる場合があります。ただし、注意点があります。

以上のことからもデータが重要である場合にはできるだけ早く、信頼できるデータ復旧業者に持ち込むことをおすすめします。

スマホの基板故障の場合

原因が劣化、故障などによる基盤原因の場合には、復旧が困難な症状となります。基盤には無数のチップが搭載されていますので、確実な原因判明が難しく、損傷、故障の箇所によっては現状修理が出来ない事がほとんどです。修理業者に修理を依頼し、基盤のショート、基盤故障の原因により修理不可の判断となるのは、こちらの症状となります。

ただし、水没修理の技術もそうですが、一つ目の修理業者で復旧が不可能だった水没端末も、諦めきれず次の業者に依頼したら復旧した事もあるそうなので、修理の依頼先が重要となります。

または、Android端末の場合には、基盤上のデータチップが破損されていない限りは、データチップから直接データを取り出せる業者もあるようです。ただ、データチップに記録されているデータは暗号化されている為、ファイル化されたデータのみの救出となるようですので、写真、動画、連絡先のみとなります。

関連記事:みんな知らない!スマートフォンの基板とその修理の秘密

・基盤の劣化・故障

長年Xperiaを使用している、度重なる衝撃など、日々Xperiaを使用していると劣化が原因となる可能性があります。基盤に無数に搭載されているチップが劣化することにより、正常に基盤が動かなくなり、起動しない、起動途中で止まってしまう可能性があります。

または、水没と同様に、防水、防塵機能を有するXperiaですが、長年使用していると防水・防塵機能が劣化し内部への浸水、埃などの汚れが侵入し基盤に影響を与える可能性があります。

データバックアップの重要性

起動しない、水没、基盤故障が原因となる故障の修理には、高度な技術が必要となる為、費用も高額となります。また、このような症状の時に、どうしても修理が必要な方は「データのバックアップを取っていない」事が共通となります。データのバックアップさえあれば、気苦労する事もありませんし、データが取り戻せなかった場合には多大なショックを受ける事もありません。

また、状態によっては必ずしも全てのデータを取り出せる訳ではありません。課金したアプリゲーム、Lineなど、アプリに関してはアプリ内でバックアップを取っておくことも必要となります。

データのバックアップが無い場合には、ご自身のXperiaの症状が軽度なのか重度なのかを確認し、信頼できる修理業者を探す事が一番の解決策へと繋がります。

重要なデータがクラウドにある場合、もしくはバックアップがある場合には本体として普通に使えるのであれば定期的にバックアップを作成されることをおすすめします。

関連記事:Xperiaバックアップ・データ復元方法まとめ

水没スマホからのデータ復旧ならDATASMARTへ

元埼玉県警捜査一課デジタル捜査班 佐々木成三氏
日本橋(東京)にてデータ復旧・デジタルフォレンジック事業を展開しているDATASMARTにご相談ください。
埼玉県警への捜査協力の実績など、公共機関からの依頼もあり、技術力には自信があります。これまではiPhoneを中心にデータ復旧を行ってきましたが、Android修理からサービスを開始し、Xperia Z3(SONY製)では総務省の登録修理事業者になっていることもあり、修理する環境に関しても配慮しているサービスです。テレビコメンテーターとして活躍中の佐々木成三氏(元埼玉県警捜査一課刑事)も推薦しています。

サービス情報

8つの無料 ①初期診断費用:0円
②分解・取り外し費用:0円
③組み立て費用:0円
④部品費用:0円
⑤復旧後の返送費用:0円
⑥納品用メディア費用:0円
⑦バックアップ作成費用:0円
⑧データ保管費用(1週間):0円
サービスの流れ ①お問合せ→②依頼品の発送→③お預かり無料診断→④データ復旧作業→⑤データ納品
おすすめ
ポイント
デジタル捜査のスペシャリスト捜査一課元刑事のお墨付き
業界最高峰のデータ復旧技術
復旧難易度の高いスマホ・タブレットにも完全対応
各県警への捜査協力・技術提供(高度デジタルフォレンジックサービスの提供)
高い技術と捜査貢献を評価され感謝状を受領
埼玉県警より受領した感謝状
データスマートのさらに詳しい情報は公式サイトへ

水没したスマホにはデータ復元ソフトは使用不可

また、水没したあとのスマートフォンは基本的には電源が入らなくなりますし、しばらく電源が入っていても突然起動しなくなったりしてしまいます。そのためパソコンに繋ぎこんでも認識されず、フリーのデータ復元ソフトを使用することはできません。そのため、このページではフリーのデータ復元ソフトを使用方法に関しての説明は割愛させていただきます。

データ復元ソフトを自分で使う場合の注意点

また、どうしてもデータ復元ソフトをご自身で使用には、必ず乾燥させて、水分を除去し正常に動作する状態にしてから行ってください。その際に水没したスマホが起動するのは1回限りで数時間も起動しない可能性も十分にあるので、最初で最後のチャンスだと思ってデータ復元作業に取り組んでください。

データ復元ソフトの使用に対してデータ復旧の専門家の立場から申し上げると、基本的にはソフトの使用は推奨していませんが、必ずそのソフトを使用することでデータ復元ができると確証が取れた場合には使用されることは自己責任ではありますが、全く問題ないと思います。

データ復旧業者ではデータ復旧ソフトではなく専用設備を使用

データ復旧業者ではデータを抽出するためにデータ復元ソフトではなく専用設備を使用します。オンラインで手軽に見つけることができるデータ復元ソフト(無料~1万円、3万円程度のもの)では解決できないことをこれまでの経験上知っているからです。

まとめ

大切なデータが保管されているスマートフォン。水没などのトラブルが起きた際には適切な対処・応急処置が必要ですし、まさかのトラブルからデータを守るためにも、データのバッアップを定期的に取っておく事が重要となります。

一度水没したスマホであっても水没によって損傷する箇所はそれぞれ異なりますし、電源がつかなくなるもの、充電ができないもの、画面だけ真っ暗でバイブや着信音が聞こえるものなどさまざまな壊れ方をします。復旧実績なども気になるかと思いますが、扱っている事例数の多さとデータ復旧業者の診断の精度の高さによって依頼するか、自力で何とかするかを決めるのが最も賢いデータ復旧業者との付き合い方だと思います。今後のデータ復旧技術の発展・成長を期待しています。

プールでスマホ(Android)を落とし水没させてしまいました。
データを復元したいのでご連絡差し上げました。

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