【専門家解説】起動しないパソコンからデータを取り出す方法

パソコンが起動しなくなってしまった、電源が突然入らなくなってしまったという状況に陥ると困り果ててしまい、為す術がない方がほとんどです。一方で選択を誤ると致命的なトラブルである「データ消失」に繋がりかねません。このページでは専門家が起動しないパソコンからデータを取り出す方法を徹底的に解説致します。

この記事を監修した専門家

データ復旧の専門家
山田弘幸
元パソコンメーカーのエンジニア。日本支社から唯一アメリカ本国に製品改善提案をし、退職後にiPhone修理業者として起業。日本で最初にiPhoneのデータ復旧に成功報酬制を導入した。船舶内のパソコンからのデータ復旧の経験もある専門家。

パソコンが起動しない・電源が入らない原因

特にこのページではWindowsパソコンが故障してしまった場合についてご紹介しております。焦りは禁物ですが、一度起動しなくなったパソコンは放っておけば自然と起動する可能性も0ではないものの、それを待っていることで機会損失や時間の無駄になる可能性の方が高いです。よくある原因と対処方法についてご紹介しますので、これらをご確認いただいた上でご対応ください。

  • 電源系統の故障(デスクトップPCの場合)
  • 電源ケーブルの接続不良(ノートPCの場合)
  • 発熱(ノートPCの場合)
  • 経年劣化や製品寿命による故障

電源系統の故障(デスクトップPCの場合)

電源ユニットの故障によって、パソコンが起動しなくなっている可能性があります。電源ボタンが損傷している場合などがあります。使用している最中に勝手に電源が落ちてしまったり、電力供給が不安定になっていることで起動していない可能性があります。たこ足配線のマルチタップ電源ケーブルを使用している場合には、コンセントに直接電源ケーブルを挿し込んでみてください。

電源ケーブルの接続不良(ノートPCの場合)

コンセントから充電ケーブルが抜けていないか、ACアダプターが抜けていないか、本体自体に正しくケーブルが接続されているかご確認ください。また、マルチタップの電源ケーブル等を使用している場合には電力不足の可能性もありますので、直接コンセントに挿し込んでください。

発熱(ノートPCの場合)

PC本体がかなり高い熱を帯びている場合、排熱処理がうまくできていな可能性があります。本体の温度が下がってから再度電源ボタンを押してみてください。この際に冷蔵庫に入れたり、保冷剤を入れたりすることは本体内部に水分が入ることで別のトラブルを引き起こす可能性がありますので避けてください。

経年劣化や製品寿命による故障

マザーボード(ロジックボード)と言われる基板部分が損傷している可能性があります。これは製品寿命であることも考えられますし、何かしらの負荷がかかったことでパソコンが壊れてしまったことが考えられます。特にSSD搭載の薄型ノートPCの場合には基板を修復した上でSSDに保存されたデータを取り出す必要があります。

物理障害は専門家に要相談

パソコンの電源ボタンを押しても起動しない場合には以上の原因が考えられます。基本的にご自身でできる対処は「再度電源ボタンを押して立ち上げる」しかありません。起動しないという状況は「物理障害」に分類され、専門家に相談をした上でどのような対処をするかの意思決定をすることを推奨しております。

データ復旧業者か修理サービスへの相談が必須

起動しないパソコンに対してはご自身でできることは電源ケーブルがきちんと刺さっているかどうかというところです。そのため専門家に相談を一度する必要があるのですが、選択肢としては2つです。「修理店」もしくは「データ復旧専門業者」です。基本的にどちらの業者も相談料は無料ですのでまずは相談されることを推奨します。

パソコン修理サービスの利用メリット・デメリット

パソコン修理に関しては基本的にはメーカーによる修理を推奨しています。ただし、メーカーによる修理は「起動しないパソコン」の「正常な動作」ですので、正常に動作するためには保存しているデータを消去せざるを得ないです。これはデータを取り出したい方にとっては最大のデメリットになります。

パソコン修理店の利用メリット・デメリット

メーカーのパソコン修理サービスよりも柔軟なのが「パソコン修理店」です。起動しないパソコンは単純な故障でない限り、修理をして以前通りに使うことは難しいです。また、修理作業によって最悪の場合データが取り出すことができない可能性もあります。修理作業中に損傷させてしまい、状態を悪化させることが考えられるためです。

データ復旧業者の利用メリット・デメリット

起動しているパソコンの故障原因はここまでにご紹介した通りですが、ご自身で見ただけで判断することは非常に難しく、データ復旧の専門家であれば実機を見なければ正確な診断はできないですが、使用年数、直前の動作や経緯などから推測することができます。そのため最大のメリットは大切なデータを復旧する確率を最大限高めることができることです。一方でデータ復旧業者のデメリットは本体を再度「動作」することは行いませんので、この点はデメリットになる方もいらっしゃるかと思われます。

起動しないパソコンからデータを取り出すならDATASMART

元埼玉県警捜査一課デジタル捜査班 佐々木成三氏
DATASMARTにまずはご相談ください。元警察官の佐々木成三氏が推薦するデータ復旧サービス。高い技術で公共機関への協力実績もあるDATASMART。iPhoneのデータ復旧の復旧率は90%以上、Androidなどのスマホやそれ以外のあらゆるデータストレージ製品の総合的なデータ復旧の技術力の高さに自信があります。

サービス情報

8つの無料 ①初期診断費用:0円
②分解・取り外し費用:0円
③組み立て費用:0円
④部品費用:0円
⑤復旧後の返送費用:0円
⑥納品用メディア費用:0円
⑦バックアップ作成費用:0円
⑧データ保管費用(1週間):0円
サービスの流れ ①お問合せ→②依頼品の発送→③お預かり無料診断→④データ復旧作業→⑤データ納品
おすすめ
ポイント
デジタル捜査のスペシャリスト捜査一課元刑事のお墨付き
業界最高峰のデータ復旧技術
復旧難易度の高いスマホ・タブレットにも完全対応
各県警への捜査協力・技術提供(高度デジタルフォレンジックサービスの提供)
高い技術と捜査貢献を評価され感謝状を受領
埼玉県警より受領した感謝状

データ復旧の専門サービス DATASMART

データ復旧・データ取り出し
専門業者に無料相談

まとめ

起動しないパソコンに対してご自身で試しても問題のない対処としては電源ボタンを押すことや強制再起動に限られます。それでも起動しない状態が改善せず、データを取り出したいという場合にはデータ復旧業者に相談をし、無料診断サービスを利用されることを推奨します。誤った行動を取ることでデータ消失してしまうリスクは高まります。

大切なデータが入ったパソコンだからこそ慎重に正しいアクションを取っていただければと思います。

NEC製パソコンで電源が入らない!修理かデータ復旧

日本を代表するパソコンメーカーであるNEC(LAVIE)ですが、電子部品の塊である精密機器である以上使い方に一切問題がなくても突然電源が入らなくなるトラブルは発生してしまいます。NECのパソコンが突然電源が入らなくなってしまった、突然シャットダウンするなどのトラブルの原因は経年劣化が原因であることもあります。さまざまな状態別で対処方法を解説させていただきます。

初動を誤るとHDDやSSDなどのストレージの中に保存されているデータが消えて無くなってしまうリスクがあります。十分に注意をする必要がありますので、電源ボタンを押したりするなどを自分でする前にこのページをご一読ください。

NECのパソコンの電源が入らなくなってしまう・起動しない状態の原因はケースバイケースです。また、電源が入らないという状態は同じであっても根本的な原因は千差万別です。なお、ご自身での障害の切り分けによる原因の特定は極めて困難であることが予想されますし、誤った処置をすることでデータ消失の可能性が高くなってしまいます。基本的にバックアップがあれば特に迷うことなく本体を新品にするかメーカー修理サービスをご利用されることを推奨致します。

NEC製パソコンの電源が入らない場合のよくある原因

NECのパソコンの電源が入らなくなってしまう場合によくある原因を解説いたします。ご自身で対処してデータ復旧率を下げるようなことがないように順番に記載しますので、ご確認ください。

下記に記載している原因はあくまでも一例ですので、実際にパソコン内部で起きている起動不良の原因は複雑であり、個人で解決できないものがほとんどであることをご留意ください。

電源ケーブルの接触不良・断線

デスクトップ型のNECのパソコンを使用されている方は最初に源ケーブルがコンセントに差さっていることをご確認ください。充電されない状態でパソコンを使用することで、パソコンの電源が突然落ちてしまうことがあります。NEC製のノートパソコンを使用されている場合には充電を長時間していないまま使用し続けているか、また長期間使用をしていない限り問題ありません。

また、電源ボタンのリード線が断線したことによって正常に電源が入らないようになっていることもあります。

電源ケーブルの断線・ACアダプターの故障

充電ケーブル自体は日ごろの使用状況は人それぞれですが、イス等で潰してしまったりして、摩耗している場合には充電ケーブルが断線している可能性があります。また、長期間使用している場合にはACアダプターが壊れることもありますので、経年劣化の可能性がある場合にはメーカーサポートへの相談をおすすめします。

バッテリーの不具合

NECのノートパソコンの場合には内蔵バッテリーの経年劣化の可能性もありますが、正しく充電ケーブルが挿し込まれている場合には電流が流れるので起動します。もし起動しない場合にはバッテリーの問題は考えづらいです。

電源ボタンの故障・電源ユニットの故障

充電ケーブルやACアダプターの接続や充電に問題が無さそうでしたら、電源ボタンを確認してください。モデルによってボタンの設置個所は異なりますが、電源ボタンが反応しなくなってしまっている可能性があります。長押し(10秒程度)をしてみて様子を見てください。

ただし、電源ボタンが物理的に破損することはほとんどありません。そのため電源ボタンを押してもパソコンが起動しない場合には、電源ユニットでの何かしらの障害が発生していることも疑わしいです。

NEC製デスクトップ型のパソコンの場合

電源ユニットにも別の電源が設置されている可能性があります。製品説明書などをご確認の上、別の電源が落ちていないかを確認してください。電源ユニットが原因である場合にはNECのメーカーサポートへのお問合せを推奨します。

【関連】:NEC LAVIE公式サイト > サービス&サポート > 修理サービス

メインボード・マザーボードの破損

パソコンの中枢部分であるメインボード・マザーボードが破損したことによって正常に立ち上がらないようになっていることがあります。特にデスクトップ型のパソコンの場合には電解コンデンサの液漏れ、融解などの故障がよくあるトラブルです。コンデンサが膨張したり、液漏れがある場合にはコンデンサを交換することで正常に電源が入るようにすることができます。

また、メーカーによる修理料金は¥58,960~¥62,260です。SSD搭載のオンボードタイプのノートパソコンの場合にはマザーボードを交換することでデータ復旧ができなくなってしまう可能性が高いので、十分に注意が必要です。

電源が入らない場合のNECによるメーカー修理料金と注意点

電源が入らない状態のときにはNECに依頼する場合にも故障したPCを直接見てみないと判断することができません。

電源ユニットの故障の場合

2021年12月22日時点でのメーカーが公開情報ではLAVIE、VarsaPro、VALUESTAR、Mateの電源ユニット交換費用は¥39,380~¥42,680です。
LCDはシャープNECディスプレイソリューションズ株式会社、NEC三菱電機ビジュアルシステムズ株式会社製品以外のLAVIE Tabシリーズ(タブレット)、LAVIE N11シリーズ、NEC GIGAスクール向け端末は対象外です。

ただし、NECでのパソコン修理になる場合にはHDDやSSDなどのストレージ内のデータは初期化される可能性が非常に高いです。そのため、問い合わせの際に「データの取り扱い」に関して担当者の方にご確認ください。

電源ユニットの故障の場合

マザーボードが故障している場合にはメインボードの交換修理になります。この修理には¥58,960~¥62,260の費用がかかります。HDDではなくSSD搭載型のモデルである場合にはマザーボードを交換してしまうことで暗号化されたデータにアクセスできなくなる可能性が非常に高くなります。

それによってSSDに保存されたデータに再びアクセスできなくなってしまうリスクが非常に高い点にご注意ください。

NEC製パソコンの電源が入らない場合のシチュエーション

落下による破損

ノートパソコンを使用している机から落としてしまった、持ち運んでいる際の不注意で落下させてしまった場合やノートパソコンを入れたバッグごと落下させてしまったなどさまざまなシチュエーションで落としてしまうことはあるかと思います。

この場合にNECの公式サポートを受ける場合には別途追加料金が発生しますので、少なくとも2万円以上の費用がかかります。また、修理をする場合には内蔵ストレージに保存されたデータは初期化されますので、その点もご注意ください。

落雷による停電

落雷時に電源と繋がっている場合には雷サージの影響を受ける可能性があり、それによってパソコンが壊れてしまうことがあります。それによって電源が入らなくなってしまいます。また、停電時にはノートパソコンは問題ありませんが、デスクトップ型のパソコンの場合には突然のシャットダウンになりますので、それによってシステムが正常に終了出来なかったことなどが原因で電源が入らなくなる可能性があります。

水没や水濡れ

ノートパソコンで作業をする人はデスク移動やカフェでの作業をすることに慣れているのか、自宅などで作業をしているとついうっかりグラスに入った水やマグカップのコーヒーをこぼしてしまってノートパソコンが水没してしまうこともあります。

水没してしまった場合のノートパソコンは状態が良くありません。そのためメーカーであるNECの公式修理ページにもありますが、水没の場合の修理依頼の際には別途追加料金が発生します。

また、一度水没させてしまったパソコンを修理する場合にはメーカー修理をおすすめします。基本的には浸水してしまったノートパソコンを継続して使用するのは推奨できないのですが、メーカーであれば完璧に修理することが可能です。

ただし、別の項目でも解説させていただいていますが、データは初期化されますので、その点はご注意ください。

実際にDATASMART KNOWLEDGE編集部でも水没させたメンバーがいるので参考までにご覧ください。

【関連】:<実録>ノートパソコンに水をこぼしました…!対処ガイド

NECのパソコンからのデータ復旧実績

NECのパソコンが壊れてしまって起動しない状態になった場合にもDATASMARTではデータ復旧することが可能です。一部の事例をご紹介させていただきますので、参考までにご覧ください。

NEC PC-HZ750LAL 512GBからデータ復旧

8/30 9:00ごろ、グラスを倒し、キーボード上から水がかかってしまった。(モニ
ターは開き、電源が入った状態)すぐに水を拭き取り、上下をひっくり返して(キーボードを下にして)保管。

電源が入らず、データがどうなっているかわからない状態からお客様の希望するすべてのデータを復旧しました。

Macのデータ復旧ならDATASMARTへ

元埼玉県警捜査一課デジタル捜査班佐々木成三氏推薦

日本橋(東京)にて半導体ストレージ製品のデータ復旧サービスを提供するDATASMARTにご相談ください。埼玉県警、愛知県警への捜査協力の実績など、公共機関からの依頼もあり、技術力には自信があります。これまではiPhone、Androidスマホを中心にデータ復旧を行ってきた技術と最新設備によって、現在ではすべてのハードウェアのデータ復旧に対応しています。捜査一課・デジタル捜査班の元刑事の佐々木成三氏も推薦しています。詳しくはこちらからご覧ください。

サービス情報

住所:〒103-0024 東京都中央区日本橋小舟町8-6
電話番号:050-1744-5752
営業時間:9時00分~18時00分
定休日:土日祝日

まとめ

電源が入らない状態になったNEC製のパソコンに対してはメーカーの修理が安心できるかと思いますが、メーカーが対応していないデータの復旧はデータ復旧専門業者に依頼されることをおすすめします。特に電源が入らない状態ですと何が原因かというのが非常に複雑で判断しづらいです。

【専門家監修】ノートパソコンにコーヒーをこぼして電源が入らない

パソコンが日本国内で販売されてから30年以上が経ちました。デスクトップ型が一般的でしたが、今では机の上に置けるコンパクトさを実現しています。持ち運びができるようになったことによって非常に便利になりましたが、一方で電源ケーブルを直接液晶やキーボードがある本体につなぐことになり、コーヒーを飲んでたり、牛乳を飲んで作業をしていたりする際に、パソコンに水をこぼしてしまって、本体内部に水分が入ってしまったという水没トラブルをDATASMART KNOWLEDGE編集部の私は実際に体験しました。

この記事を監修した専門家

データ復旧の専門家
山田弘幸
元パソコンメーカーのエンジニア。日本支社から唯一アメリカ本国に製品改善提案をし、退職後にiPhone修理業者として起業。日本で最初にiPhoneのデータ復旧に成功報酬制を導入した。また、米国駐在時には船舶内のパソコンのデータ復旧を行ったこともあるデータ復旧のスペシャリスト。

ノートパソコンの水没は誰にでも起きるトラブル!

もちろんノートパソコンだけでなく、デスクトップPC、タブレット、iPhoneやAndroidスマホなど、すべての電子機器が水没するリスクを孕んでいます。このページでは少量でも水をこぼしてしまった、電源が入らなくなってしまった場合の対処方法をまとめて解説いたします。

実際に自分で使っているMacbookAir(ノートパソコン)にコーヒーをこぼした

2014年の冬にライターとしての仕事の駆け出しの時に、納品直前のその時、コーヒーをその当時使用していたMacbookAirにぶちまけました。そして、最初は起動していたものの、時間がたつと画面が消えてしまって真っ暗に。すぐ後に打ち合わせがあったので、とりあえず拭いて、何とかなるのを祈って外出したのを今でも覚えています。その時の処置が正しかったのか、間違ってたのか今ならはっきりとわかります。

その知見を活かして、実際にデータ復旧の専門家にアドバイスをもらったので、まとめてみます。(つい先日使っているMacbook2016年モデルも突然電源が入らなくなりました。)

パソコンの水没データ復旧の経験もあるので、どのように対処すれば問題が大きくならずに済むか、失敗しないでデータ復旧できるかを解説いたします。ただし、水没してしまったパソコンに関しては基本的に本体として使うことは難しいとを理解した上で読み進めてください。

コーヒーをPCにこぼした後の失敗

自分自身もmacbookを使用している最中にコーヒーをキーボードにぶちまけてデータ復旧サービスを利用したことがあります。その時は自分でなんとかできるのでは?!と自信がありましたが、対応として間違ったことをしていたことを学びました。

パソコンに水をかけて拭く

一度液体がかかったノートパソコンに対してまずしたのはコーヒーをふき取るということでした。そのあとすぐに、「コーヒーは良くないのでは?」と思ってすぐに水をかけて拭きとりました。結論から言うと、全然意味がありませんでした。その間はまだ液晶画面に通常通りの画面が表示されていましたが、急に画面が真っ暗になりました。

しかし、充電ケーブルのランプは点いていました。結果から言うと、実は電源系統のケーブルなど、重要な部分はダメージを受けてなかったのです。ただ、ノートパソコンにコーヒーをかけたとしても、どのようにパソコン内部で液体が広がるかはケースバイケースです。今このページをご覧になっている方のノーパソにはコーヒーがかかったかもしれませんが、内部はどうなっているかわかりません。

前置きが長くなってしまいましたが、ここから本題となる「データを取り出すために私が何をすれば良かったのか」という最も気になる内容を実際に自分の失敗を踏まえて、解説させていただきます!

ノートPCの電源が入っている場合には電源をオフに

コーヒーやジュース、水をこぼしても、すぐに電源が切れたりするわけではありません。ノートPCを例にするとわかりやすいかと思いますが、キーボードに水がかかってもそこから内部のマザーボードやHDDやSSDに到達するまでには時間がかかります。

そのため、電源が急激に落ちることはありません。時間をかけてゆっくりと電流が流れなくなり、起動しなくなります。電源が入った状態のパソコンは電源ボタンを長押しすることで、できるだけ早く電源を落としてしまいましょう。マウス等で操作してパソコンのシステムを終了する時間はこの緊急事態においては必要ないので、電源ボタンを押すのがファーストアクションです。

ノートパソコンのショートを防ぐ

電源を切る必要があるかわからない方、今電源が入ってるうちに何かしたい!という方もいるかもしれませんが、これを行うことで最大のトラブル、「パソコンのショートを防ぐ」ことができます。

電源コードを外す

すでに電源ケーブルがコンセントから抜けているか、DCジャックに挿さっていないかもしれませんが、電源ケーブルを取り外すことで電気が流れる可能性が0に近づきます。完全にパソコンの電源を落としたら、電源コードを外してください。

WindowsPCなら本体からバッテリーを外す

であれば基本的にパソコンの外側にバッテリーがついています。これを取り外すことが電源系統が起因するトラブルなど二次災害でのショートなどを防ぐことになります。

SurfaceやMacbookなどのコンパクトなノートパソコンに関してはパソコン内部にバッテリーも内蔵されています。そのため、電源を切ることまでしかできません。それだけでも対応としては最優先して行うべきです。そして、その後にできるだけ水気を切る必要があります。

少しでも濡れたノートPCに対処しても効果がないNG対応

インターネット上の情報は有象無象の情報があふれています。そしてほとんど全てが無料の情報です。そのため、どの情報が正しくて、どの情報が間違っているのかを判断するリテラシーが求められます。それによって、水没したパソコンに対して正しい対処を施し、本体として復旧することができたり、データを取り出すことに繋がるからです。

下記の行為をしたことによって本体として起動した!という報告記事を見ても、ご自身の水没具合とその報告をしている人の水没の被害状況は必ず一致することはありえないですし、水没しているPCのモデルも異なれば、メーカーも違ってくるので、信用して対処することで被害を悪化させることになってしまいます。どうしてもお金をかけられない。という場合には何もしないよりは遥かに良いので試してみても良いかと思います。

放置するのは絶対NG

水没の具合にもよりますが、パソコン全体に液体をこぼしてしまった場合には放置してしまうと、いつかのタイミングで電源が入らなくなってしまいます。コーヒーや牛乳など、何かしらの液体である場合にはなおさらですが、電源を切って、洗う方が有効かもしれません。

乾燥剤と分解したPCをジップロックに入れる

全く意味がありません。分解することで水はけが良くなるのは間違いないですが、お菓子の缶に入っていたり、海苔やおせんべいの袋に入った乾燥剤と一緒にジップロックに入れても意味がありません。

ドライヤーで乾燥する行為

ドライヤーで乾燥させることによって、液体は乾くのですが、そもそもパソコンは熱に弱いのです。そのため、パソコン内部には冷却用にファンがついています。熱風をかけることで、パソコンの部品が変形したり、損傷する可能性も0とは言い切れません。そして、コーヒーやココアなど、水でもそうですが、濡れてしまったものが不純物を含んでいるのであれば、乾燥させた後に、液体に入っていた成分が乾燥して付着して残ることになります。

それによって通電、電気がパソコン内部に正しく通らなくなってしまい、電源が入らない・起動不良になる可能性があります。せめてまだ分解してマザーボードを洗ってから乾燥させる方が有効だと思います。

分解して洗って乾燥する

自衛隊出身の人は電子機器類を水没させたり、故障してしまったら水洗いをして乾燥させるようです。職業柄なのかわかりませんが、パソコンに関しては5年近く使うと内部に埃が溜まってしまうことが原因で熱を持ちすぎて、動作しなくなっている場合には有効かもしれませんが、水没させたのでついでに洗ってみるというのはなかなか勇気の要る行為ですね。ただ、古い年代のパソコンであれば、マザーボードや部品がそれほど小さくなく、水滴等を完全に除去することができれば、クリーニングができるのかもしれません。もちろん、当メディアでは責任は取れませんので、自己責任でお願いします。

水没したパソコンへの対処方法

いかがでしたでしょうか。パソコンが水没した場合にはできる限り最大限正しいアプローチを心がけないと改善することはありません。逆に状態を悪化させることしかできません。工場からパソコンが出荷された時が100だとすると、それ以降は劣化し続けるのですから、水没したパソコンの電源が入らないからと言って焦ることなく、正しい処置を行なってください。

水没を防ぐための対策

今後ノートパソコン水没させないように、事前に対策をすることで防ぐことが可能です。なかなかコーヒーやジュースなどの飲み物を飲みながら作業をする習慣を変えることはできないですよね。そのため、習慣を変えるのではなくて、環境を変えましょう!

パソコンの近くに飲み物を置かない

パソコンの作業をする時に飲み物は欠かせないと思います。できるだけ飲まないようにしてたとしても、どこかのタイミングでまた飲み始めてしまって、ついうっかり再び繰り返してしまうのが人間です。フタ付きののみものであれば、蓋をするようにしましょう。

また、手を動かす範囲には飲み物を置かないことが効果的に働くのではないでしょうか。液晶ディスプレイよりも奥にコップやペットボトルを置くことで、手が液体を入れた容器に当たる機会が減ります。それによって水をこぼすような行為を減らすことにつながります。

キーボードのカバー・防水シートを

ノートパソコンで作業するときに飲み物を飲むのはなかなかやめられません。そのためPCには何かしらの液体をこぼしてしまうリスクがあります。それを防ぐために、キーボード部分にかけるカバーが家電量販店やネット通販で購入することが可能です。タイピングがしづらくなってしまうこととトレードオフではありますが、カバーをつけることで未然に防ぎましょう。

ドリンクホルダーにマグカップなどを入れる

もちろんペットボトルやタンブラーであればキャップや蓋があるので、それらを飲みっぱなしにしないで、蓋をすれば倒してしまっても大きな問題には発展しないで済みます。しかし、マグカップに関しては蓋がありません。特に冬の時期はそこで、テーブルに装着することができるドリンクホルダーがあるので、それらを使用することで

パソコンの水漏れ・水没保証に保険かクレジットカードで

パソコンを水没させてしまった場合にはデータの保証はできませんが、動産総合保険に加入することで保険会社が負担してくれたり、購入時に使用したクレジットカードを利用することで保証してくれます。

ガジェットが好きな人の間ではアメリカンエクスプレスのホームウェアプロテクションが評判が高いです。事故が起きてからでは遅いですが、購入してから6ヶ月以内の故障の場合には全額保証をしてくれます。購入してから4年以上であっても、50%が還付されます。

ただし、アメックスのカードは年会費が15000円かかるので、毎年何かトラブルに見舞われるか、高額なパソコンやスマホ、ドローンなどを購入して外で使用する頻度が高い人しか入るメリットはないかもしれません。

水没パソコンのデータ復旧はDATASMARTの無料診断

Windowsパソコンのデータ復旧DATASMARTにご相談ください。SurfaceなどのMicrosoft製の新しいタイプのパソコンのデータ復旧に強みを持っているDATASMARTにまずはお問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。診断は無料(送料別)なので、まずはお気軽にご相談ください。

サービス情報

8つの無料 ①初期診断費用:0円
②分解・取り外し費用:0円
③組み立て費用:0円
④部品費用:0円
⑤復旧後の返送費用:0円
⑥納品用メディア費用:0円
⑦バックアップ作成費用:0円
⑧データ保管費用(1週間):0円
サービスの流れ ①お問合せ→②依頼品の発送→③お預かり無料診断→④データ復旧作業→⑤データ納品
おすすめ
ポイント
デジタル捜査のスペシャリスト捜査一課元刑事のお墨付き
業界最高峰のデータ復旧技術
復旧難易度の高いスマホ・タブレットにも完全対応
各県警への捜査協力・技術提供(高度デジタルフォレンジックサービスの提供)
高い技術と捜査貢献を評価され感謝状を受領
埼玉県警より受領した感謝状

データ復旧の専門サービス DATASMART

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まとめ

ノートパソコンに少量でも水をこぼしてしまったとしたら、どこかしらが水没している可能性が高いです。バックアップには数時間を要することからも、もし心配であれば電源を落として、パソコンのデータ復旧サービスの利用を検討してください。もし近くにそういった業者がいないことや、お金もそれほどかけることができないという場合にはデータのバックアップを作成していない方はバックアップデータを作成することをおすすめします。

コーヒーやお茶などの液体は電気にとっては天敵です。電流を流せなくなってしまうとパソコンが正常に立ち上がらなくなってしまいます。十分に注意してノートパソコンを利用されることをおすすめします。

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