ビデオカメラのデータ復旧業者が実績・実例も含め完全解説

コンパクトビデオカメラのデータ誤削除

ビデオカメラですが、データが消えた、誤って消してしまったまたは突然電源が入らなくなっているなど、データにアクセスできなくなり解決策を探している方は多いです。 折角記録したはずの大切思い出としての映像データが消えてしまうのはどう気持ちを整理すれば良いのかわかりません。

このページではビデオカメラからのデータ復旧方法を解説いたします。

本ページの要約

  • 壊れたビデオカメラのデータを取り戻すにはデータ復旧サービスの利用が必要です。
  • あらゆる故障・障害を抱えたビデオカメラに技術力の高いデータ復旧サービスは対応。
  • 自分で触るのが怖い方は、専門家(データ復旧会社)での無料診断がおすすめです。

データ復旧とは

データ復旧とは専門設備と知識と技術によって、障害が発生したビデオカメラをはじめとしたあらゆるデータストレージ製品から利用者にとって価値のあるデータを取り戻すサービスです。そのため、ビデオカメラのみならず、デジカメやSDカードが壊れてしまった場合に頼ることができるデータ復旧業者があります。

データ復旧と修理の違い

データ復旧業者と修理の違い

修理は「再び使えるようにすること」です。さまざまな修理サービスがあるので、馴染みがある言葉だと思いますし、おわかりの方がほとんどかと思います。一方でデータ復旧の目的はデータを再び利用できるようにすることです。トラブルはほとんど起きないので身の回りにデータ復旧サービスを利用された方はほとんどいないのではないかと思います。

memo

メーカー修理で初期化と言われてもデータ復旧可能です。上述の通り、データ復旧と修理は相反するものです。そのため、メーカーに復旧することはできないと言われたり、修理をする際に初期化(工場出荷時の状態に戻す)すると言われた場合であってもデータ復旧の可能性はあります。壊れ方によってどのような状態になっているかわかりませんが、まずはデータ復旧専門業者にご相談ください。

データ復旧 メーカー修理
データ 〇 救出可能 × すべて消失
手元に戻ってくるもの データ+壊れた機器 新品同様の機器

よくあるトラブル例

データ復旧業者に寄せられるトラブル状況を下記にまとめました。トラブルは複雑ですが、できるだけわかりやすくするために「物理障害」と「論理障害」に分類することが多くあります。そのため物理障害と論理障害が同時に発生している場合もあります。

ただし、物理障害が発生している場合には論理障害も同時に発生している複合的な障害である場合もあるため、データ復旧専門業者に依頼しなければ復旧することは非常に難しいです。

物理障害 論理障害
電源が入らない
落下による破損・故障
USB接続できない
フリーズして操作不能
電源ランプが一瞬点灯する
浸水・水濡れ
液晶画面に何も表示されない
画面が真っ白になる
タッチ操作できない
フォーマットエラー・操作不能
フォーマットした・本体内蔵メモリを初期化
該当ファイルがありません
全てのデータを消去した
勝手にデータが消えていた
サムネイル情報にエラーを検出しました
サムネイル情報修復中ですと表示された
動画管理ファイルが壊れたと表示
上書きした

【物理障害】ビデオカメラ本体が故障・損傷している場合

経年劣化や寿命によって突然起動しなくなったり、落下させてしまうことで物理障害を抱えたビデオカメラでお困りの場合にはデータ復旧業者に相談するほかありません。 メーカーでは初期化を伴う修理サービスのみの提供です。後述しますが、データ復旧サービスを利用する場合には必ず無料診断を受ける必要がありますが、その際に壊れたビデオカメラを分解・解体する必要が高いです。

【関連】【ビデオカメラのデータ復旧・復元】業者が事例も含めて正しい対処を解説

水濡れ・浸水した場合

ビデオカメラに水がかかってしまったり、海やプールなどに落としてしまって浸水してしまう場合がありますが、そのような時に防水タイプのビデオカメラであっても電源が入らなくなるトラブルが発生することがあります。 このような場合でもデータが戻ってくる可能性はありますので、データ復旧サービスの無料診断をご利用ください。
【関連】【ビデオカメラが浸水・水濡れ】水没時のデータ復旧

【論理障害】ビデオカメラ本体が故障していない場合

フォーマットしたり、起動するが操作不能な状態になっている場合であってもデータを取り戻すことができる可能性はあります。データの上書きやデータ復元ソフトの使用によってデータ復旧が不可能な状態になる場合もありますので、くれぐれもご自身での復旧作業はご注意ください。

データ復旧サービスの流れ

サービスフローチャート

  • 1お問合せ・お申し込み
    ホームページのお問い合わせフォームから、お見積もりまたはデータ復旧のお申込みをお願いします。
  • 2依頼品の発送
    お申し込みいただいた方に、依頼品の発送手順の詳細をご連絡しますので、そちらに沿って発送ください。
  • 3弊社にて受取・初期診断
    依頼品受け取り後、弊社にて障害状況の診断を行い、お見積り・診断結果をお客様にご連絡します。
  • 4データ復旧作業
    お見積もり、診断内容にご納得いただけましたら復旧作業に入ります。
  • 5データ納品
    復旧したデータは納品用HDDなどに入れてお預かり品とともにお客様に納品いたします。
  • 6アフターサポート
    データをお客様の元にお届けしたあとのデータ復元作業はお客様に行っていただきますが、不明な点などは担当がサポートいたしますので、ご安心ください。

ビデオカメラのデータ復旧率を高めるポイント

ポイント

①データが消えた、消してしまったら何もしない

②電源を切り、基本的には何もしない

③試し撮り・再度撮影を試みるなど、データの上書き行為は絶対禁止

④データ復旧ソフトを試すのはNG

データが消えた場合には何もしない

データが消えてしまった場合にはシステムが壊れている可能性もありますが、物理的に壊れている場合もあります。壊れている箇所がわからないため、何かしらの操作を行うことはおすすめできません。

電源ボタンは押さない

電源が入らない、正常に起動しない状態のビデオカメラは本当に起動していないかわからないため、やみくもに使用することでデータをさらに上書きしたり、フォーマットしたり、何をするかわからないので使用はおすすめできません。

データ復元ソフトの安易な使用はNG

データ復元ソフトにてデータの復元は特定の条件下において有効です。有料復旧ソフトであっても復旧できない場合もあります。そのため、データの重要性、データが消えた経緯を考慮して、復元ソフトを試すか、データ復旧業者に依頼するかを要検討する必要があります。

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内蔵メモリの種類が異なることによって求められる技術や設備が異なるため、データ復旧技術力の高い業者への依頼が必須です。なぜかというと、ビデオカメラの内蔵メモリは大きく分けて2種類あります。HDDを使用したモデルとNAND型フラッシュメモリを使用したモデルです。高度な技術を持ったデータ復旧業者でなければ対応できないからです。

ビデオカメラのデータ復旧ならDATASMARTへ

元埼玉県警捜査一課デジタル捜査班 佐々木成三氏
DATASMART KNOWLEDGE編集部ではDATASMARTをおすすめします。スマホやiPhoneなど写真撮影に使われる最新デバイスのデータ復旧サービスを提供しています。また、NANDフラッシュメモリ型のストレージであるSDカードやHDDのデータ復旧にも対応。全国対応しているので東京以外の方も郵送でのビデオカメラのデータ復旧も可能です。実際にサービスをご利用いただいた方からのレビューはGoogle Mapでご確認ください。DATASMARTはビデオカメラをはじめとするデジカメ、SDカードなどの半導体ストレージ製品のみならず監視カメラ、HDDやパソコンからのデータ復旧まで対応している総合型データ復旧サービスです。詳しくはこちらからご確認ください。

サービス情報

8つの無料 ①初期診断費用:0円
②分解・取り外し費用:0円
③組み立て費用:0円
④部品費用:0円
⑤復旧後の返送費用:0円
⑥納品用メディア費用:0円
⑦バックアップ作成費用:0円
⑧データ保管費用(1週間):0円
サービスの流れ ①お問合せ→②依頼品の発送→③お預かり無料診断→④データ復旧作業→⑤データ納品
おすすめ
ポイント
デジタル捜査のスペシャリスト捜査一課元刑事のお墨付き
業界最高峰のデータ復旧技術
復旧難易度の高いスマホでのデータ復旧
各県警への捜査協力・技術提供(高度デジタルフォレンジックサービスの提供)
感謝状受領
埼玉県警より受領した感謝状

データ復旧の専門サービス DATASMART

データ復旧・データ救出
専門業者に無料相談

ビデオカメラのデータ復旧実績・実例

データスマートでデータ復旧の依頼を受けた実例を記載いたします。似たような実例であっても無料診断をしない限りにはデータ復旧の可否は判明しませんのであくまでもご参考程度にご覧ください。

地域 埼玉県川口市
機種 SONY HDR-CX680
トラブル状況 9月13日10時40分頃、鴨川シーワー
ルドでシャチのショーを観ていた。
水がかからないように一番上から二
番目のところに座っていたが思いが
けないタイミングで水がかかってし
まいビデオカメラを守れなく、水が
かかってしまい電源がつかなくなっ
てしまった。本体に保存されている
大事な子どもの思い出を復活させた
いです。
復旧希望データ ビデオカメラの本体に保存されてい
るデータ全て。
地域 福岡県福岡市博多区
機種 SONY hdr-cx535/pj540
トラブル状況  6/3にビデオカメラの内蔵メモリをデ
ータにしたいなと思い、カメラのキタ
ムラでケーブルをつないだ。データが
思ったより多かったので、選別しよう
と、その日は注文を止めました。店を出て10分後くらいに
ビデオカメラを見ると
「内蔵メモリをフォーマットしてくだ
さい。」と出てきて、データを見るこ
とができませんでした。

フォーマットはしていません。
どうにか出来ないのか相談しており、
ビデオカメラは一旦キタムラに預け
ています。

亡き夫の映像が入っていて、どうして
も復旧させたいです…

こういった場合は復旧はできるもの
なのでしょうか。

復旧希望データ 撮影した動画
地域 兵庫県川西市
機種 SONYハンディカム
HDR-XR150
トラブル状況  5月10日に約4年振りに電源を入れ
たところ、当初は過去の映像が見ら
れていたものの、しばらくすると内
部からカチカチと音がし始め、「画
像が壊れています。フォーマットし
ますか?」と聞かれ、「はい」を実行
しました。ところが途中で「容量が
足りません」となり、以降は電源は
入るものの「フォーマットエラー」
の表示が出るようになりました。デ
ータはすべて内蔵メモリに入って
います。
復旧希望データ  映像データは、確かSTDとHDという
二種類の記録方式がありましたが、
特にSTD方式の「子供と電車に乗っ
ている映像」の復旧をお願いしたい
です。
地域 埼玉県朝霞市
機種 JVC 型名GZ-HD500Everio
トラブル状況  パソコンに繋ぎ、DVD-Rにダビングをし
ようとした際、間違えてフォーマットを
してしまった。
内部メモリがすべて消えてしまう。カメラの画面には「HDDをフォーマット
する必要があります。フォーマットし
ますか?」と表示される。
「いいえ」を押して対応。
復旧希望データ 内部データの動画すべて。
地域 京都府京都市
機種 Panasonic
HC-V480MS
内蔵メモリー:32GB
トラブル状況 ①2022年10月1日の分全て
②2022年3月19日の分全て
復旧希望データ 10月4日に、パナソニックに修理依
頼し、10月15日に修理不可で戻って
きた。
地域 山口県山口市
機種 パナソニック
デジタルハイビジョンビデオカメラ
HDC-TM35
32GB
トラブル状況 今年7月下旬か8月上旬頃、バッテリー
残量確認のため電源を入れたが、バッテ
リーランプは正常に点灯するものの液晶
画面になにも表示されない。(特に落とし
たり強い衝撃を与えた記憶はありませ
ん。直前1ヶ月以内も使用できていまし
た。)
データだけでもパソコンに抜き取ろうと
したがパソコン側はUSB接続を認識しな
い。
復旧希望データ 特に復旧希望は2022年の3月のデータで
す。(3月10日と18日の卒業式)
内臓メモリーに保存しました。
ファイル名は特につけていませんので、
日時か連番が付られていると思います。
お願いいたします。
可能な限り内蔵されている全動画を復旧
いただきたいです。

ビデオカメラの製造メーカー・モデル

ビデオカメラを含むデジタルカメラは子供の成長記録、行事、イベントの思い出、家族の思い出などなど、動画専用(写真としても併用可能)として記録しておけるビデオカメラは、思い出を見返す時に、時代や成長に合わせて、動画を見れますので使ってみると大変便利で、重要な記録アイテムとして愛用している方も多いと思います。

  • ソニー (Sony)
  • JVC (Victor Company of Japan)
  • パナソニック (Panasonic)
  • キヤノン (Canon)
  • ニコン (Nikon)
  • GoPro
  • DJI (特にドローンのカメラに強い)

これらのメーカーは、プロフェッショナルな映像制作から消費者向けの一般的な使用まで、さまざまなビデオカメラを製造しています。それぞれのメーカーが提供する製品の範囲は、独自の特性や機能を持ち、特定のニーズや用途に最適化されています。

ビデオカメラで動画や写真を撮影したら保存

基本的には撮影を終了すると勝手にデータとして保存されています。ただ、その保存先が2つに分けられます。ビデオカメラ本体かSDカード、メモリーカードなどの外部メモリのどちらかに保存されます。外部メモリは、ご自身で購入してビデオカメラのセットすることで保存する事が可能となります。

SDカードやHDDなどの他メディアでの保存を確認

ビデオカメラ本体への保存をしている方も多いと思いますが、本体の記録出来る容量は機種によりますが、大容量の物は少ないため、SD・メモリーカードを別途購入してそちらに保存されている方がほとんどだと思います。

ビデオカメラ本体のHDD、DVDに保存されている、外部メモリに保存されているといった様に、設定によって保存先が変わりますので、「データが無い」という困った状態の時は、本体、外部メモリのどちらかに保存されていないか確認する事も必要です。

参考記事:ビデオカメラのデータ保存方法はどうする?バックアップ方法解説

ビデオカメラで撮影したデータが消えてしまう事例

ビデオカメラに保存していたデータが消えてしまった場合は、以下の内容に心当たりがあると思います。

・間違えて消してしまった

・子供が操作していたら消えていた

といったように、操作ミスによるデータを消してしまったというケースが多いと思います。

・何もしていないのに消えていた

・さっきまであったのに無くなっていた

といったように、何かをした訳では無いのにデータが消えていたという場合もあると思います。

何れにしても、大切なデータがビデオカメラで確認できない状況となると、焦ってしまうと思います。データが消えたり、確認出来ない状態となると、焦りから色々と操作してしまう事も多いと思います。この様な状態の時の対処でデータが復旧できるかどうかと、費用も変わって来る可能性がありますので、まずは「何もせず」「電源を切り」冷静になってから、下記をご覧になってください。

データを消してしまった、消えた時の対処法

ビデオカメラのデータを記録している構造として、基本的には誤ってデータを消去してしまった場合には、データはまだ残っています。簡単に説明すると、データ①を操作ミスなどにより自分の手で大切なデータを消してしまったとします。この状態の時は、ビデオカメラ上ではデータ①が確認出来なくなってしまいますが、データが完全に消去されている訳ではありません

では、どのような状況でデータが完全に削除されるでしょうか?それは、新たにデータを保存した時です。ですので、誤ってデータを削除してしまった時には、データの上書きは厳禁です。新たに写真を撮る、動画を撮ってしまうと、誤って消してしまったデータは実際にはまだデータが残っている状態ですが、その上にデータが上書きされます

データの上書きは完全削除となりますので、この作業をしてしまった場合には、データの復旧は困難、またはデータ復旧が不可能となってしまいます。また、何もしていないのにデータが消えてしまった場合にも、データの上書きは厳禁となりますが、原因不明の症状の場合にはデータの破損、メモリーの破損などその他原因も考えられますので、重度の症状の可能性もあります。

データ復旧費用について

データ復旧業者によってサービス内容が異なるため、費用が異なります。最も重要なのは復旧実績や対応内容など、十分に確認し信頼できる業者に依頼することのが何よりも重要です。

もちろん、納品用メディアが無料か、復旧しなかった場合の費用請求があるのかどうかをご確認ください。

復旧可能なデータファイル例

イメージファイル(写真、動画)、ビジネス用ファイルであるドキュメントファイル、エクセルファイルなどの拡張子がつく全てのファイルのデータ復旧に対応しています。

データ復旧可能なファイル形式一覧

まとめ

家族との大切な思い出の撮影のアイテムとして卒業式や入園式などのお子様のライフイベントの記録を残したり、ホームビデオの撮影をし、録画データを保存して利用している方も多いかと思います。

ビデオカメラのデータを誤って消してしまった場合には、基本的にはデータが完全に消えている訳ではありませんので、データ復旧に期待が持てます。

ただし、データを消失してしまった後の行動によって、データ復旧が不可能となる場合があります。どのようなトラブルであってもデータが大事な方は専門家であるデータ復旧業者にご相談ください。

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